アカリク式PBL 2017:第1回開催レポート【アカリク篇】/博士と企業の相互理解を深めるため 博士課程学生に「博士採用」のコンサルティングを体験してもらいました #博士の選択
※記事の内容は掲載当時(2017年)のものです。
「博士の選択」運営事務局の吉野です。
先日7月29日(土)に「アカリク式PBL」の第1回を実施しました!
今回は6名の博士課程在籍学生にご参加いただき、アカリク新入社員2名も交えて、採用課題に取り組んでいただきました。アンケート結果を見てみると、「正解のない未知の課題に取り組む」という体験が博士の知的好奇心を大いに惹きつけたようです。
第1回は「アカリク」の博士採用を題材に実施
第1回の今回は「博士の選択」運営会社である弊社アカリクを題材に実施しました。初回ということで、「そもそも採用活動って何?」というところか ら、弊社人事が概論的に説明をしました。皆さん普通に就職活動をしているだけでは中々知ることのできない「採用する側の事情」に耳を傾けていました。
グループワークが3時間もあり、最初は「時間を持て余すのでは?」と懸念していた参加者も多かったようですが、途中経過したところで人事にアドバイ スを求めてみると方向転換をせざるを得なくなったり、最後のプレゼンテーションに向けてのまとめに四苦八苦したりと、あっという間に時間が経過していまし た。
ご参加いただいた6名には3名ずつのチームに分かれていただき、それぞれグループワークに取り組んでいただきました。初対面のメンバーなのに一瞬で 役割分担ができていた点、この短時間に一定のアウトプットまで繋げられる点、研究分野を超越して建設的な議論ができる点に「さすが博士」と思わされまし た。
アカリクチーム、迷走
当日はアカリクの新入社員2名も飛び入り参加しました!二人とも博士課程出身ですが、社員としての視点が入り交じったため迷走を続けていたので、傍 から見ていて心配しましたが、何とか最後の1時間で追い上げていました。今回の趣旨とは外れてしまうものの、新たなアイディア創出にも繋がったということ でPBLに参加して何かを得たようです。
グループワーク発表
3チームとも課題の切り取り方からアプローチや提案内容まで多様でした。なお今回は様々な制約を取り除いて自由に考えるという前提だったので、補足 として実行する場合に越えなければならないビジネス的なハードルについては人事からコメントがありました。人事の言葉へ真剣に聞き入る姿を見て、「この困 難なハードルもまた博士の好奇心を惹きつけるのではないか」と感じました。
アカリク式PBL最終回の第6回(2017年10月9日(月・祝)開催予定)は総括を兼ねて再度アカリクを題材に実施するので、そこで初回との有意な差が見えることを期待しています!
また発表の中で提案された解決策の中には、人事判断で採用され即時反映されたものもあり、いきなり具体的な成果に繋がったのには驚きました。
懇親会
脳みそをフル稼働して疲労困憊した皆さんを労いつつ、親交を深めるために懇親会を実施しました!お疲れさまでした!
(「博士の選択」記事より転載)
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