アカリク式PBL 2017:第3回開催レポート【株式会社構造計画研究所篇】/博士と企業の相互理解を深めるため 博士課程学生に「博士採用」のコンサルティングを体験してもらいました #博士の選択
※記事の内容は掲載当時(2017年)のものです。
「博士の選択」運営事務局の吉野です。
先日9月2日(土)に「アカリク式PBL」の第3回を実施しました!
今回は4名の博士課程在籍学生にご参加いただき、アカリク新入社員2名も交えて、採用課題に取り組んでいただきました。今回の題材である株式会社 構造計画研究所では多数の博士出身の社員さんが活躍している企業であり、非常に様々な分野の事業に関与しているところが博士の興味を大いに惹きつけたよう です。
第3回の題材は「構造計画研究所」の博士学生へのアプローチについて
第3回アカリク式PBLでは、株式会社 構造計画研究所のオフィスを訪れました。今回のPBLは既にある程度博士の学生との接点を持っているという状況で、「いかにして博士との接点を増やすか」ということで、現役博士ならではの視点や意見が求められる課題となりました。
ご参加いただいた4名には2名ずつのチーム分かれていただき、そこにアカリクの新入社員が1名ずつ入って3名のチームとして、課題に取り組んでいただきました。
多岐にわたるクライアント、同規模の同業他社と比較して圧倒的に多いソリューションの数や種類といった特徴があり、イントロの企業紹介だけでは情報を拾いきれなかったようで、まずは企業理解のために熱心に人事さんに質問をしていました。
PBLの難しさを痛感
]既に一定数の博士学生との接触はできている、さらに研究者として学会にも参加している企業であるため、今までのPBLではなかったようなアプローチ が求められる課題となりました。現役博士として、博士学生が学外へ出る機会が少ないことを知っているために、頭を抱えている様子が伺えました。
グループワーク発表
両チームとも悩みぬいた末に、それぞれ別々のアプローチ方法を提案する結果とな りました。ただし、人事の方以上に発表者本人たちが納得のいかない様子であり、「次こそは!」と今後のPBLに向けての想いと悔しさが表れていました。博 士は日頃から多くの失敗を糧に試行錯誤して研究を進めているので、ここで落ち込むことなく次回に活かすためにむしろ奮起している様子は、博士ならではの光 景なのではないかと感じました。
グループワーク後には、頭をフルに回転させてPBLに取り組んだ皆さんを労いつつ、親交を深めるために懇親会を実施しました。皆さんお疲れ様でした!
(「博士の選択」記事より転載)
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