①ライドシェアが気になってます( ͡° ͜ʖ ͡°)
結構、ライドシェアが気になっています。
ライドシェア解禁の話が盛り上ってきましたね!
色々と残念な方向に規制緩和が進みつつありますが、話が盛り上がってること自体はとてもいいことだなと思っています。
英国留学時代からUberにはすごくお世話になりましたし、今年、東南アジアを周った際にもGrab、Gojek、Boltにとても助けられました。東南アジアでは殆どバイクタクシーでの移動しかしないくらいにどハマりしてしまいました。
こんなに便利なモノがついに日本でも解禁されるかもとなるとワクワクが止まりません。
さて、僕がこういった類の話題で思い出すのが、NTTデータ経営研究所が2016年に出した名論考「規制産業にこそビジネスチャンス
~なぜ1000億円規模の新ビジネスを生み出せるのか~」です。
本論考では、一般的なブルーオーシャン戦略では競合との棲み分けによってマーケットが小さくなる懸念を指摘し、規制産業にも目を向けてみることを促します。
昨今のSaaS業界に身を置いてある人間からすると、ホリゾンタルSaaSの出尽くした感と、それに伴ってバーティカルSaaSでニッチ市場を取りに行くトレンドをひしひしと感じており、ブルーオーシャン戦略への懸念はとても的を射ているなぁと思います。
特に、自分が在籍するリクルートのような大きな会社にいるとニッチで10億のビジネスは魅力的な投資対象にはなりづらいため、ブルーオーシャン戦略は難しいなぁとつくづく感じています。
そんな中で、ライドシェアのマーケットはとても魅力的です。国内のタクシーマーケットは推定1.7兆円とれており、ライドシェアが解禁されればさらに広がることでしょう。
この市場については、やはり多くの人たちが既に注目し始めています。
LINEヤフー会長の川邊さんはXで規制緩和についてかなり積極的に発言されていらっしゃいますし、メルペイCEOの青柳さんは先日メルカリを退社してライドシェアのサービスを始められることがダイアモンドの独占インタビューを通して明らかにされました。
リクルートも誰か偉い人が考えてるといいなぁ〜と思います。
今の議論の延長では既存のタクシー会社の管理下の元で実現される日本特有のライドシェアになってしまいそうで、僕が待ち望むライドシェアとは遠いものなのですが、リクルートホールディングス社長の出来場さんの表現を借りると、必ずや自由なライドシェアの方向に世の中は落ちていくはずですので、そう願い信じつつこれからもライドシェアについてアンテナを張っていたいなと思っています。
今年の年末はたくさんライドシェアについて勉強するぞーー!!
最新のライドシェアの議論は鈴木さんの記事に詳しいのでご興味あれば読んでみてください。