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SNSは、現代のアゴラである
古代ギリシャや古代ローマにおいては、"アゴラ"や"フォルム"と呼ばれるような、地域住民が集まり、政治について議論する広場があったとされております。
しかし、現代においては、土地・人数・時間等の制約上、現実世界においては、そういった広場を設ける事は難しく、仮に設けたとしても、現代人は、殆ど誰も参加しない事でしょう。
ですから、私は、今後の日本においては、SNSこそ、現代のアゴラを見做せる程、政治議論の場として、徹底的に活用すべきなのではないかと考えております。
1.国民同士の活発な政治議論が無ければ、国は没落する
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古代ギリシャや古代ローマは、いずれも数百年続いた大国とされており、"民主主義の起源"と呼ばれる程、民主主義が発達していたとされています。
かたや、現代に目を移してみると、最近没落傾向にあるロシアや中国等の国々を見ても、そもそも独裁体制の国であり、政治議論が殆ど行われていない所か、政治議論自体も禁じられている事でしょう。
その一方で、最近日本のGDPを追い抜いたドイツは、政治教育が徹底している事から、比較的、国民同士の政治議論が行われている事が予想されます。
また、スイスや北欧等、国民の幸福度が高い国においては、投票も非常に高く、政治参加率が高い事でも有名です。
確かに、そういった欧州の国々の経済は、最近不調ではありますが、現在の日本人の国民性等を考慮すれば、インドや中国のように、知恵ではなく、数の暴力で経済発展を引き起こす事は不可能であるため、一先ずは、そういった欧州の国々を目指すべきであると思っております。
2.国会議員同士のディベートもSNS上で行えば良い
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私は、これまで、国会を、議員同士のディベートを行う場に改革する必要があるという主張を述べて参りました。
しかし、今回の衆院選に際し、Youtubeにおいては、各区域毎の候補者同士の討論会が多数ライブ配信される等しているため、SNSを利用すれば、国会上でディベートを行わなくとも良いのではないかとも思っております。
なので、国会改革の有無に関わらず、各政党が協力しあって、週一回、または、月一回のペースで、各政党が、公開でディベートを行う場を設ければ良いのでは無いかと思っております。
まとめ.
個人的に、日本においては、X(旧Twitter)やYoutube等、SNSの利用者が異様に多いため、SNSを上手く活用すれば、日本の政治が世界で一番優れているという状況も作れるのではないかと思っております。
また、最近の欧州においては、移民政策等によって各国の政治不信が高まっておりますが、その原因としては、デジタル社会化によって、現実世界での討論の機会が減っているからではないかと推察しております。
やはり、SNS上であれば、現実世界ではあり得ない程の大人数と、タブーを設けず、何時でも議論が出来るため、今後の日本において、政治家や各政党こそ、徹底的にSNSを利用すべきであると考えております。
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