MBTIでショートストーリーを書いてみた②
■はじめに
この記事では、タイプ固有の性質をかなり誇張して表現しております。あくまで、架空の創作物としてお楽しみいただけたら幸いです。
■毒キノコ【ENTP】
entpタソ:「山で採った毒キノコ炙って食うか」
(ボーッ…)
毒キノコ:「解せぬ…」
一般人:「あっ!それ、毒キノコじゃないですか?食べる気ですか?ダメですよ!」
entpタソ:「うるさいですねぇ…。この毒キノコは、ワイが発明した液体Xに浸ければ、解毒されて食えるのだ 。」
一般人:「なんですか、その怪しげな液体…。」
entpタソ:「まあ、いろいろな成分を詰め込んだのだ。主成分はお酢だが…。」
一般人:「お酢で大丈夫なんですか?」
entpタソ:「は?お前、バカなん?お酢でクラゲの毒とか解毒できるって、義務教育で習わなかったか?小学生でも知ってるぞい!」
一般人:「いや、それは少し違う気が…。」
entpタソ:「ほーん。じゃあさ、君は寝る前に睡眠薬を飲むだろ?本来、薬とは毒だ。しかし、適切な形に加工することで、立派な睡眠薬となる。違うか? 」
一般人:「まあ、そうですが…。その加工方法に問題があって、その…」
entpタソ:「だろ?よって、問題ない。」
一般人:(話聞いてない…。)
entpタソ:「だから、この毒キノコも問題ない!たぶん…。」
一般人:「え?たぶん?」
entpタソ:「だから、こうやって、実験するんだぞ。誰も食ったことないキノコ。ワクワクするだろ?どうだ?君も実験台にならないか?」
一般人:「嫌です。」
entpタソ:「全く、知的好奇心のない奴はつまらん。一人でやるか。」
一般人:(どうなっても知らない…。)
entpタソ:「おお、めっさめさ旨いんごね…。食がとまらん…。うーん。」
(数時間後…)
entpタソ :(チーン…orz)
■56すぞ【ISTP】
istpタソ:「チッ、ワイの顔が童顔だからって、気安く声かけてくる奴ら、ほんとムカつく。」
尋ね人:「ちょっとぉ、そこのあなたぁ。駅までの道教えてくれないかしらぁ?」
istpタソ:「チッ、56すぞ…」(ギロッ)
尋ね人:「ヒィ…」
istpタソ:「よし!決まったな。図々しいBBAにはこれが一番。」
istpタソの彼女:「あのー、すみません。」
istpタソ:(後ろから、声かけんな)
「チッ、56すぞ…。」(ギロッ)
istpタソの彼女:「え!?…」
istpタソ:「あ!ワイの彼女じゃん!」
彼女タソ:「ひ、ひどい…。istpタソ君のこと驚かそうと、背後から他人のフリして近づいただけなのに…。」
istpタソ:「いや、これには、深いワケが…」
istpタソの彼女:「私たち、別れましょ…。」
istpタソ:「そ、そそそんなぁ…。orz」
■細かい人【ISTJ】
一般人:「istjタソさん。明日の飲み会の幹事だよね?費用と集合時間と場所教えてくれる?」
istjタソ:「参加費用は一人につき3657円59銭2厘4毛で、集合日時は2022年3月27日12時18分19秒23に、MBTI線タイプ駅南口改札から南南東方向へ18.532mほど行った3本目の柱辺りに集合です。キリッ」
一般人:「ええ…」
■遠くが見えて、近くが見えない【INTJ】
一般人a:「ねえねえ。intjタソ君。この数学の問題どう解くの?」
intjタソ:「うん。これはこうやって、こうするんだよ。ニッコリ」(こんな問題もできねえのかよ…。アホが…。)
一般人b:「ねえねえ。intjタソ君。この英文どう訳すの?」
intjタソ:「うん。これはこうやって、こうするんだよ。ニッコリ」(は?これ小学生でも解けんじゃね?こいつの脳味噌割って見てみてーわ…。)
一般人a:「ねえ。intjタソ君。あんな難しい問題もさっと解けちゃう。優しいし、何でも教えてくれるから、なんか好きになっちゃうかも…。」
一般人b:「私も!intjタソ君、私たちには届かない、遠くを見通す力があって、すごい!本当に頼りになるよね!」
intjタソ:「いやいや、別に大したことないですよ~。メガネクイッ」(ふんッ…バカどもがぁ…。)
一般人a:「あ、花粉症。intjタソくん。ごめん。その机にあるティッシュ箱をこちらによこして。」
intjタソ:「え?ティッシュ箱?どこだ?えー、どこだ…。」
一般人b:「ハサミとって~」
intjタソ:「ハサミ!?え、あれ?こっちじゃない。えっとー…。」
(数十分後)
intjタソ:「ハァハァ…、君たちね…、そういう無茶な頼みごとは、他人にするものじゃないよ…。ハァハァ…。ニッコリ」
一般人ab:((あっ…。))
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