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明和電機『EDELWEISSシリーズ全製品カタログ』を買いました

 おはようからお休みまで、如何お過ごしでしょうか。
 Acacia Leafの神崎です。

まくら

 実は今回のお話は約1ヶ月前の出来事です(苦笑)
 書くタイミングを失っていた、というより、この作品を愛し過ぎていてどう書いて良いのか分からず月日が経ってしまいました…。
 しっかりした記事としては数年振りとなるEDELWEISSについての記事です。
 限界オタクがただ語るだけの記事なので、何でも許せる方のみこの先にお進みくださいませ…(笑)


EDELWEISSシリーズとは

 ところでEDELWEISSとは何か、ということからお話していきます。
 こちらは「オタマトーン」や「魚(な)コード」で知られるアートユニット・明和電機の「社長」土佐信道さんのソロプロジェクトです。
『結晶化した花の物語』を中心とした作品群が展開されています。
 より詳細な説明は下記もご覧くださいませ。

 展覧会で他の製品と一緒に展示されることも多い作品ですが、世界観が違うため、明和電機とは切り離した、土佐さん個人のシリーズとして展開されています。

 10年前、2014年に行われた展覧会『明和電機 EDELWEISS展』では、会場の芳澤ガーデンギャラリーに常設されているピアノも使った、物語の世界にしっかりと没入出来る展示が行われました。
 当時、展覧会の終了から半年経った時に書いたnote記事が有るので置いておきます。
 本当は前身のblogにも色々書いていたのですが、そちら自体を削除してしまったので…まとまったものはこの文章しか有りませんでした(苦笑)

全製品カタログと言う名の宝物

 今年6月、急な告知が有りました。
 今までの明和電機さんの各シリーズの全製品カタログがリリースされるとのお知らせ。
 初めの魚器(なき)シリーズから、比較的新作のボイスメカニクスシリーズまで、しかもトイ製品のカタログも有るという大盤振る舞いです!

 明和電機さんの活動自体が今年30周年ということで、記念に作られたカタログ達。
 …その中に、嬉しいことにEDELWEISSシリーズも有りました。
 しかも、他のカタログと違う点は、帯に土佐さんの写真が無く、代わりにEDELWEISSシリーズの核となる物語作品『EDELWEISS PROGRAM』の書影が写っていること。
 徹底して「明和電機の各製品」と「EDELWEISSシリーズ」を区別していることが伺えて嬉しいです。
 上記のリンクは全カタログの5冊セットですが、気になるシリーズのカタログを個別に買うことも可能です。

 そして、このお知らせを受けて私がとった選択肢はただ一つ。
 EDELWEISSシリーズの全製品カタログを買うこと、だけでした。

サイン本が欲しい!

 今回、通販での購入では5冊セットを買うと土佐さんのサインが確定で入るようになっていました。
 しかし、私はEDELWEISSのカタログにのみ注目していたため、5冊セットは買わず、そちらのみ。
 サイン本は諦めようか…と思っていた時でした。

 この告知を見た瞬間に心が震えました。
 そして、必ず足を運ぼうと決めました。
 1冊だけ、EDELWEISSシリーズのカタログにサインを頂ける機会は、もうこの日しか無い、と思っていたのです。

 そして迎えた当日。
 EDELWEISSと言えば、土佐さんの「黒い服」が印象的です。
 普段の青い作業服ではなく、黒い服。世界観の区別がより伺えます。
 という訳で、そちらに因んだ服を着ていきました。

 今回、カタログ5冊セット以外は「5,000円以上の買い物」でサインが頂ける企画になっていました。
 という訳で、EDELWEISSシリーズの全製品カタログだけでは頂けないため、私が選んだのは、年始に復刻したばかりの『EDELWEISS PROGRAM』。
 予てから2冊目が欲しい、と考えていたので、念願でした。

筆者の顔は不細工過ぎたため自主規制

 そして、サインを頂いた後にツーショットを撮って頂きました。
 笑顔を見せないキリっとした表情の土佐さん。やはりEDELWEISSだからでしょうか。
 ありがたいツーショットになりました。
 今後こういった機会は有るのでしょうか…。

開いてみた感想

 まず、シンプルかつ分かり易い表紙が目を引きました。
 どんなカタログになっているのだろう、と期待感も持ちながら開きました。

 ネタバレになり過ぎないようお伝えすると、スタートから昨年までに発表されたすべての作品が、セクション毎に紹介されています。
 読めば読む程、美しくも哀しいEDELWEISSの世界に没入することが出来るのです。
 ただ、一度読み始めてしまうと、世界に引き込まれ過ぎて戻ってこれなくなりそうになります…恐らく私だけかもしれませんが(笑)

 さて、今沖縄で行われている明和電機さんの展覧会では、EDELWEISSの展示も有るそうです。
 果たして私は会期終了までに行けるのでしょうか…?

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