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雲が映す鬱々した心
今夜の
帰宅時の空が
悪魔の顔のように見えたのは
疲労と怒りで鬱々とした
心のせいなのか
重く痛む足を止め
蒸し暑い空気の中立ち尽くし
取り憑かれたように見上げた
追い立てられるような毎日で
五月も六月も曖昧な記憶の中過ぎ
艷やかだった紫陽花を
穏やかに愛でる間も無く
気づけば色褪せて
七夕に短冊を書くことも無く
早くも
文月が半分過ぎていく
夏が
とても楽しかった頃は
いつだっただろうか…
あの頃が
とてつもなく
愛おしく
切なく
寂しい…
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
今夜の
帰宅時の空が
悪魔の顔のように見えたのは
疲労と怒りで鬱々とした
心のせいなのか
重く痛む足を止め
蒸し暑い空気の中立ち尽くし
取り憑かれたように見上げた
追い立てられるような毎日で
五月も六月も曖昧な記憶の中過ぎ
艷やかだった紫陽花を
穏やかに愛でる間も無く
気づけば色褪せて
七夕に短冊を書くことも無く
早くも
文月が半分過ぎていく
夏が
とても楽しかった頃は
いつだっただろうか…
あの頃が
とてつもなく
愛おしく
切なく
寂しい…