コミティア141で「ユア・カウンセラー」というゲームを展示してきました
去る2022/09/04に東京ビッグサイトで開催されたコミティア141に参加してきました。
1次創作の祭典であるコミティアでは、名前に含まれている「コミック」以外にも結構なんでも頒布してOKなのです。例えばゲームとか。
というわけで、別のイベントの抽選競争に敗れた5月の私は、このコミティアに申し込みました。「9月には流石に就活終わってるやろ〜w」という淡い期待を抱きながら。
結果、全く終わっていない。
納得内定を探しているどころか、内定0です。(泣)
そんな状況なのでゲーム作りはかなりギリギリで、ひとまず形にすることが大事!というTwitter上の同人イベント参加者に対する励ましの定型文をわざと信じ込みながら、(自分基準で)本当になんとか人様に見せられるかなという状態でゲームを出しました。
そんな状況で迎えた今回のコミティアですが、結論として、出てよかったなと考えています。理由としては次の3つ。
①ゲームのビラや名刺を予想以上に配れた
当初の想定ではビラ30枚・名刺10枚配れたら十分かなと思っていましたが、なんと実際はビラ48枚・名刺推定15枚以上配れました。実に2.5倍ほどの実績です。
コミティアというイベントの大規模さ、そして今回売り子として協力してくれた友人の営業力、恐るべし。
ちなみに名刺枚数が推定なのは、イベント終了間近に名刺の納品枚数が予定より明らかに多いことに気づき、計算不可だったからです。(このまま放っておいていいんだろうか…)
②対面イベントならではのつながりが出来た
今回、お隣のサークルの方とかなりお話ができました。
途中から「頒布しなきゃだけどお話もしたい…!」となるくらいにはお話できてかなり楽しかったです。何より、ここ最近孤独と不成功ゆえに追い詰められている自分にとって、めちゃくちゃ優しい赤の他人というものは視野を広げてくれるとてもありがたい存在でした。
また、ゲーム制作をしている他人とオフラインで繋がるという体験は、まだ数えるほどしかしていないため、非常に新鮮で珍しいものとして刺激を与えてくれました。
③1人のお客さんがものすごく楽しそうに試遊してくださった
もうこれが最大にして最高の出来事だったかもしれません。他の出来事もかなりよかったですが、正直この③だけでも今回諦めずに参加してよかった、と言っても過言ではありません。
その方は唯一試遊してくださっただけでなく、ゲーム実況か?というレベルでたくさん反応してくださり、開発者として多くの喜びと学びを受け取れたからです。
例えばどこを面白いと感じるか、もしくはどこを分かりづらいと感じるのか、詳細に知ることができました。自分が狙った面白い部分に気づいてもらえた時はニヤニヤしましたし、この表現ではプレイヤーが混乱しやすい、説明不足である、と言った場面をリアルタイムで体験できました。
この時の喜びが強すぎて、
(就活がどうなったとしても、個人制作は絶対に続けよう…)
という気持ちになりました。こういった後の人生に響く体験を、20代前半のうちに出来たことはなんとも幸福なことです。
また、この試遊してくださった方は、コミティアの数日後になんとトゥルーエンドまでクリアしてくださいました。
本当にありがとうございます!!
クリエイター冥利に尽きるとはこの事かもしれないですね…。
最後に
以上の3つの理由から、少し無理してでも、やっぱりイベントに出展してよかったなと考えました。
初出展の割に、無事に終わった…どころか、大成功に終わって本当によかったです。ビラを貰ってくださった方々、試遊してくださった方、お隣のサークルの方々、売り子を手伝ってくれた友人、そして何よりコミティア運営の皆様に感謝です。本当にありがとうございました。
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今回制作した「ユア・カウンセラー」というゲームはこちらから遊べます。
うつ気味の若者をカウンセリングするゲームです。また「相談」できる状態になるよう、生活のサポートもしてあげましょう。
想定プレイ時間:5-10分