【Vol.23】キャッチコピー脳を鍛える《上級編》
前回の投稿【キャッチコピー脳を鍛える】が好評だったので、第二弾として《上級編》をお届けします。
ホームページのイベント情報の欄に「完成見学会開催!」と書くだけではなく、「玄関を入ってたった1秒で木の香りに包まれる、本物の木の家完成見学会」と表現したり、「広々リビング」ではなく「毎日が遊園地!子供の笑い声が弾ける広々リビング」と伝える。
これだけで、【御社の魅力を伝えようという気持ち】が消費者に伝播します。
工務店側から見れば数あるイベントのひとつでも、お客さんにとっては一生に一度の見学会かもしれない。
だからこそ、【伝える努力】と【伝わる工夫】を【これでもか】というほどやる。
チラシのPDFデータをホームページに事務的に貼り付けておしまいではなく、心を持って伝える努力を続けてください。
というわけで、今回もお題を変えて《キャッチコピー選手権》をやります。
ルールをもう一度記載しておきます。
今から出るお題を元に、全スタッフさんでキャッチコピーを考えてみてください。社員さんを巻き込むことで、「自社のウリは何なのか?」を改めて考えてみる格好のトレーニングとなります。
テーマは【御社が予定している住宅見学会のキャッチコピー】。
《広々リビング》や《天然木の香り》、《子供の様子が見られるキッチン》といったありきたりな表現ではなく、一瞬で消費者の関心を惹きつけるキャッチコピーにしてみてください。
■【お題10】見学会で見てもらう家の【一番】をもっと伝える。
■【お題11】見学会に参加しない場合の【損】をもっと伝える。
■【お題12】見学会で見てもらう家の【流行】をもっと伝える。
■【お題13】消費者の【好奇心】を煽る。
■【お題14】消費者に【なんで?】と思わせる。
■【お題15】バランスを崩す。
■【お題16】【中途半端な数字】を使う。
■【お題17】消費者の【悩み・不満】を代弁する。
■【お題18】OB客の【喜びの声】をそのまま使う。
■【お題19】「ほめて、認めて、ねぎらって」共感を呼ぶ。
今回のチャレンジはここまで。
いかがでしたか?普段と違う発想が生まれてきましたか?
キャッチコピーは簡単に真似できたりAIを活用できたりしますが、自分たちの脳みそを鍛えることで【考えるチカラ】と【伝えるチカラ】が身につきます。
社員さんの《多能化》が求められる現代。
労力を惜しまず何度も何度も挑戦し続けて、御社の魅力を伝える広報部隊をなんとしてでも作り上げてください。
「こんなキャッチコピーを作ったらこんなにお客さんが来たよ!」という朗報をお待ちしています。
■今日のまとめ
魂は細部に宿る。
家づくりもキャッチコピーづくりも同じです。