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【Vol.31】御社の【ターゲット】をアブリダス
今回も【理念・使命】を皆さん自身であぶりだすノウハウ(全6回)の続きです。あと少しで皆さんの会社にブレない軸ができますので、ぜひ諦めずにチャレンジしてください。
ステップ4の今回は【ターゲット】について。
今までのワークで浮かび上がってきた自社のウリをいったい誰に届ければ売上につながるのか?それをアブリだしていきます。
ドーナツの中心(理念・使命)を作るための6つのステップ
1.御社の「今」をアブリダス
2.御社の「未来」をアブリダス
3.御社の「武器」をアブリダス
★今回 4.御社の「ターゲット」をアブリダス
5.御社の「戦略」をアブリダス
6.御社の「理念・使命」をアブリダス
■《ターゲット》=【売りたいお客さん】ではない!
「ターゲットを絞ろう!」と言われた時に、多くの工務店さんが
「●●市に住んでいる30代前半の子育て世代で、世帯年収が500万程度の方」
というような絞り方をします。
しかし逆の立場になって考えた時に、そのターゲット客が【御社を選ぶ理由】がありません。
「いや、そんなお客さんがウチの家に住んでくれたら幸せになれるはずだ」
という反論もありますが、●●市に住んでいる30代前半の子育て世代で世帯年収が500万程度のお客さんが住んで【不幸せになる家】なんて、この時代にそうそうありません。
つまり《どこの工務店も同じようなターゲットを狙っている》のと同じことになります。これではターゲットを絞っている意味がありません。
こうしたターゲットの絞り方の根本的な間違いは、「自社の家を売りたい」という目線で考えてしまっていること。
前回の記事でも書きましたが、理念・使命を前面に出して家づくりをする場合は【お客様から見た視点】に変更する必要があります。
■御社の家の特徴に《涙を流して喜んでくれる人》はどんな人か?
ターゲットをお客さん目線から絞り直す時は、自社の特徴をひとつひとつ分解し、それぞれに対して《涙を流して喜んでくれる人》を想像する作業が不可欠となります。
慣れないうちはとても難しい作業ですが、これができるようになるとチラシやホームページの反響率が劇的に変わります。
弊社のアブリダスワークで使用しているワークシートを記載するので、ぜひ社員さんに取り組んでもらってください。(特に広報担当者の方)
■ステップ1【自社の特徴を3つの方向から書き出して見える化する】
前回の投稿でも書いたように、まずは《自社が持っている武器》を【商品(建物)】【会社】【人】の3つの方向から書き出していきます。
今回は専用のワークシートを用意しました。
これは【商品(建物)】の特徴を書き出すシートです。
5枚ほどコピーを取り、上部の赤い枠の中に御社が扱っている商品名(建物)の名前を記入してください。
(例:●●な家、●●シリーズなど。商品が複数無い場合は、新築、リフォームという分け方でも構いません)
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