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クオリアの空

ふいに、ただの道行きに
ひらけた視界の新鮮さ

旧道木陰のふちの外、
広大無辺な光のもとに
小さき粒を連ねる空と――
 のかんかく、と
  カチリ。

嵌り込んだ器。がこぼす、自然な
流れるモノの輝きを
――野のユリハレルヤ
呼ばずにはいられない

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