旅とマリファナのこと
この話題って今更だけど、できれば若者に読んでほしいな。
旅をしていると避けては通れないことのひとつに"マリファナを勧められること"がある。
これから旅に出る人にも、誰かを旅に見送る人にも、もしみんなの子どもが大きくなって海外旅行に行くって時にも、伝えたいこと。
マリファナを勧められたら、絶対拒否してほしい。
ネパール、インド、カンボジアなどアジアの国の一部の地域ではマリファナが容認されていて、そこらじゅうに普通に生えていたりする。(写真はネパールの路上にぼうぼう生えているマリファナ。おやっこの特徴的葉の形は、と思ってネパール人に聞いたらそうでした。)
その地域の宗教によっては、アルコールや肉食は禁じられているけど、マリファナは全然OKというところもある。
そして、夜になって宿の屋上でお茶を飲んでくつろいでいると決まって誰かがマリファナをプカプカ吸い始める。吸う人は毎晩吸う。そして、お茶を分けてくれるのと同じくらいの軽い感じで自分のところにマリファナの筒が回ってくることがある。
旅してると、絶対にある、勧められること。マリファナに遭わないでアジア旅するの難しいんじゃないかな。
やんわりと断るとそれ以上しつこくされないんだけど、やっぱり日本人がマリファナをプカプカやっていると、同じ日本人として嫌悪感を覚えます。
なんでかわからんけど、マリファナやってる人は人の話を全然聞かない、無気力でヘラヘラした人が多い。
一回くらいならなんともないっていうけど、たぶんそれは本当だと思う。
"一回吸ったことあるけど、よくわかんなかった、ただの苦い煙だった"っていうはなしもよく聞くし。
でも、一回でもやっぱりダメだと思うんだよね。
理由は、自分の旅に胸を張れなくなるから。
だってさ、学校を休学したり、会社を辞めたり休んだりして、一生懸命貯めたお金で、家族や大切な人に心配かけて、それでも行きたい場所や見たいものがあって旅をしているんだよね。
それなのに、周りの雰囲気に流されて、マリファナなんかでぼんやりヘラヘラして、それで自分の旅に胸を張れるのか?堂々と日本に帰ってこれるのか?と思います。
なので、一回でもダメ。
日本では当たり前のことだけど、長期で旅をしていると日常的に近くにあって、ずっとひとりで外国にいるということで感覚が麻痺するのか、手を出してる日本人があまりに多すぎる。
普通の大学生とかがやってると本当にがっかりします。
旅にはいろんなスタイルがあり、それはその人そのものなので、自由だけど、これだけはダメって話でした。