ボクサー
防衛されましたよね。
九月三日の話。
ボクシング。
世界スーパーバンダム級4団体統一王者の井上尚弥選手。
挑戦者の元IBF世界王者のTJ・ドヘニー選手の挑戦を退け、二度目の防衛に成功したそうだ。
七回TKO勝ち。
何か凄いですね。
ボクシングあまり詳しくありませんが、4団体の統一王者って響きがもう気高く崇高に感じますね。
井上選手もこれでプロ28戦全勝だとか。
世界戦通算勝利数も井岡一翔選手を抜いて日本人最多23勝なんですって。
さらに日本人世界戦連続KO記録を9に伸ばしたそうで。
詳しくない自分でも、その凄さが何となく分かる気がします。
次戦は12月に国内で試合を行うとか。
また活躍されてほしいですね!
それにしてもボクシングって凄いですよね。
試合に向けてハードなトレーニングをこなし、その階級に合わせた体重調整や食事制限など。
怪我の危険とも隣り合わせ。
試合になれば磨きぬいたテクニックを用いて、至近距離で相手選手と拳闘を行う。
ウィービング、ダッキング、パーリングを駆使し、相手のパンチをかいくぐり、ジャブ、フック、ボディブロー、ストレート、アッパーカット!!
いやいや、本当に凄いスポーツだと思います。
ちなみにWikipediaさんによると、ボクシングは…
という定義だそうだ。
シンプルな定義の中にも、多くの技術や駆け引きが詰まったスポーツなんですね。
思えば子供の頃に辰吉丈一郎選手や、薬師寺保栄選手の対決や鬼塚勝也選手の活躍。
そして畑山隆則選手の世界2階級制覇など、テレビで中継されていてよく見ていた記憶がある。
懐かしいですね~。
今よりもボクシングが身近であったような気もするかな。
漫画でもボクシング漫画とかって見てたかな。
日本でボクシング漫画といえば「あしたのジョー」がやっぱり代表漫画になるのかな。
これも子供の頃に再放送でアニメが放送されてて見てた記憶があるな~。
あまり記憶には残ってないが…
「燃えたよ…真っ白に…燃え尽きた…」
「ジョー立てえ!!」
「終わったよ…何もかも…」
胸を熱くすると同時に中々壮絶なドラマでしたよね。
尾藤イサオさんが歌う主題歌も有名ですよね。
これはぜひとも世代を超えて引き継がれていきたい歌!!
っみたいな。
尾藤さんが歌番組に出て主題歌を熱唱している姿が忘れられない。
まあ「あしたのジョー」がバリバリ世間に出回っていた頃は生まれてなかったので、世代的にボクシング漫画といえば「ろくでなしBRUES」や「はじめの一歩」とかになるかな。
懐かし!
「はじめの一歩」は好きでしたね~。
マネしましたよ。
友達と一緒に。
「デンプシー・ロール」
ええ、首の動きだけですよ。真似したの。
「コークスクリュー・ブロー」
伊達英二VSリカルド・マルチネス戦。
記憶に残ってますね。
ボロボロになりながらも起死回生のハートブレイク・ショットを放つも…。
マルチネスにTKO負け。
いやいや、見応えのある漫画でしたね。
って「はじめの一歩」ってまだ少年マガジンで連載されているんですよね。
138巻?
140巻?
いや、最近全く読んでないから分からないけど凄いですね~。
そういえば同じような話、ワンピースもジャンプで連載続いているんですよね。
確か。
「名探偵コナン」も続いているのかな。
最近の漫画事情に疎いから分かりませんが。
こちらも単行本が100巻越えですか!
今でも新作映画やアニメが放映されてますもんね。
いやはや凄いのなんの…。
話をボクシングに戻そう。
ボクシングは漫画だけでなく、映画でもボクシングを題材にしたものを見ていた記憶がある。
「エイドリア~ン!!」←子供の頃、友達とセリフのマネをしていた記憶がある。
ええ、ロッキー・バルボアことシルベスター・スタローン。
映画「ロッキー」ですね。
これはよくテレビで放送されてましたね~。
特にロッキー1~4までよく放送されてた記憶があるような。
水野晴郎さんだったけ(いや~、映画って本当にいいもんですね)
淀川長治さんだったけ(サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ)
いずれにせよ金曜日か日曜日のどっちかで見てたな。(金曜ロードショー、日曜洋画劇場)
生卵一気飲み
坂道ダッシュ(フィラデルフィア美術館前の階段を駆け上るシーン)
何か部分部分でよく覚えているシーンがありますね。
印象に残ってます。
ボクシング映画といえば、他にもロバート・デ・ニーロ主演の役作りのために体重を27kg増量させたりして撮影に臨んだ「レイジング・ブル」や、クリント・イーストウッドが監督を務め、イーストウッド本人とヒラリー・スワンクが主演を務めた「ミリオンダラー・ベイビー」などありますよね。
「ミリオンダラー・ベイビー」は衝撃的ともいえる最後を迎えた映画だったので、よく記憶に残っている。
クリント・イーストウッドもヒラリー・スワンクも熱演でしたよね。
ボクシングを通した人それぞれの物語…。
漫画や映画だけでなく音楽でも「ボクサー」を題材にした作品はありますよね。
ええ、日本だとやっぱりアリスの「チャンピオン」有名じゃないです?
子供の頃に谷村さんのモノマネを清水アキラさんがしているのを見て、その記憶が妙に残っている。
谷村さん亡くなられましたよね。
残念です。
っにしても良い歌詞ですよね。
全盛期を越えたチャンピオンの悲哀を上手い具合に描いていて。
「ユー・ア・キング・オブ・キングス!」
耳に残ります。
ボクサーを描いた楽曲といえばボブ・ディランの「ハリケーン」。
実在のボクサー、ルービン・”ハリケーン”・カーターを描いた8分を超える物語を歌った楽曲。
いわばハリケーンの怒りを代弁したかのような歌ともいえようか。
ボブの口調にもそのようなニュアンスが伝わってきますね。
試合のことを歌っているのか…。
いや、冤罪で投獄されたハリケーンの事件当時のあらましを歌ってるんですよね。
その事件のあらましを刻銘に歌い、ストーリーテラーとしての矜持を存分に発揮しているボブ・ディランの「ハリケーン」。
凄い歌い方に熱がこもってますよね。
内包された怒りや、世間に訴えかける感情を放出しているというか。
そのメッセージは8分を超えるものとなっている。
バイオリンの音色が何か凄く切ないですよね。
ルービン・カーターを題材にした映画もあり、デンゼル・ワシントンが主演してましたよね。
「ザ・ハリケーン」
だったかな。
うん。
やっぱりボクシングを題材にした映画や音楽って色々とありますよね。
中には作品だけでなく、ボクサーからミュージシャンになった人もいる。
二人のブルース・マン。
ウィリー・ディクスン。
ソングライターであり、プロデューサー、ベーシストであり歌手でもあった才人だ。
マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフの有名楽曲を手掛けたことでも有名ですよね。
また、ウィリーは1989年に自伝「I Aⅿ The Blues:The Willie Dixon Story」という本を出版している。
タイトルからも分かるように、ブルースに対する自負みたいなものが伺えますね。
「私がブルースだ」。
ニュアンスがちょっと違うかも。
まあ、でもそんな感じですかね。
それは良いとして…
ウィリーは実はプロ・ボクサーとして活躍していたことがあるそうだ。
1937年にイリノイ州(シカゴで有名な州)のゴールデン・グローブス・ヘビー級チャンピオンにもなった実力の持ち主だったそうで。
凄いですね。
そこから音楽活動に転じて成功を収めたわけなんですから。
チャンピオンになるぐらいの人だからこそなのか?
いやはや色々な人がいますね。
せっかくなんでウィリーの1970年発表の作品「アイ・アム・ザ・ブルース」より一曲。
ハウリン・ウルフが歌うバージョンで知られる楽曲「スプーンフル」。
作詞と作曲はウィリーが担当している。
作った本人が歌うバージョンとも言っていいのかな。
ちなみに「スプーンフル」はスプーン1杯分のこと。
スプーン1杯に入れられるだけの量…。
意味深ですね。
そしてチャンピオン・ジャック・デュプリー。
もう名前からして元ボクサーって感じがしますね。
ブルース・ピアニストであり、ブギウギのピアニストでもあった。
ちなみに御自身でも歌を歌っている。
独学でピアノを学んだり、人の紹介でボクサーになりチャンピオンシップで優勝したりなどして活躍していたそう。
凄い才能というか…物事を的確にとらえる能力に優れていらっしゃったんですかね。
ハングリー精神もハンパないというか…
人に歴史あり、ですね。
そしてジャックがボクサーとして活躍していた時に「チャンピオン・ジャック」なるニックネームを名付けられたそうで。
絶対強そうなニックネームですね。
なので「チャンピオン・ジャック・デュプリー」なんでしょうね。
ジャックはジューク・ジョイントやバレル・ハウスなどで演奏していたこともあり、ブギウギがレパートリーの一つでもある。(早急なリズムがもとめられる場所でもあるから)
「ナスティー・ブギ」
軽快なブギのリズムに乗せて響き渡る歌声。
さあ、今宵は全ての憂さを忘れてリズムに身を任せて楽しもーや!!
そんな声が聞こえてきそう。
途中に入っている「イヤー!」の声と、合いの手の「イヤー!」
情熱を感じる。
ブギのリズムは偉大なり。
その演奏のさまはまさしく「蝶のように舞い、蜂のように刺す…」っみたいな。(モハメド・アリ語録)
失礼しました。
ってなわけで自分なりにボクシングのEtc…を書いてみました。
井上選手の今後のご活躍が楽しみですね!
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