ターナー展
2年前くらいに
ウィリアムターナー展に行ったとき
感想文が出てきました!
このころは美術展へ行っては
感想文を書いたりしてました(^_^)
恥ずかしいので
特に誰にも見せてないです。
ウィリアムターナーさんといえば
↓
《雨、蒸気、スピードーグレートウェスタン鉄道》↑これで有名な方ですね。
最初にこの作品に出会ったとき
とても心が震えました。
というのも、私は抽象画が好きなので、
この絵も抽象画なのだと思いこみ、
とても心惹かれていたのです。
しかし、、、、
ターナーさんは
19世紀のイギリスの写実主義の画家さんなので、
この作品は抽象画とは正反対のものなんです。
蒸気機関車が蒸気をあげて、
雨の中を駆け抜ける様子を
瞬きでシャッターを切るように
描かれています。
蒸気と雨が激しく
混ざりあっています。
さらに私が注目したのが
画面の端、ところどころ
雲がなく空が見えています。
こういう空を私は見たことがあります。
天気の変わりやすい夏の前ぶれ、
あるいは晩夏のスコール。
(この作品が描かれた季節については
19世紀のイギリスの気象を勉強しなければなりませんが今の私の知り得る知識から見ると)
この作品から
主観的、直感的に
日本の初夏あるいは晩夏
の空気を感じてます。
ちなみに、、
最初に紹介した美術展は
2018年の初夏に
東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館
(今はSOMPO美術館)
で開催されたものでした。
東郷青児さんは戦後に活躍した
日本の近代の洋画家さんです。
私がよく行く耳鼻科に
東郷青児さんが飾ってあって
これです。これこれ。
うーん、素敵です(>_<)素敵!
東郷青児記念美術館、
また行きたいです( ´,_ゝ`)