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日本人は滅びる?絶望?自由に日本脱出する若者が増えている話

20代で経済的自由な生活になった。

サラリーマンとして働いた会社辞め、20代でサイドFIREとして「やりたいこと」を仕事にした結果、30代で仕事をしなくても生きていける資産を築くことができた。

ただ、自由を求めすぎた結果、「末人」のような退屈な生活になってしまった。

だからこそ現状を打破するために新しいことをする。試行錯誤する過程をお届けするnote。

今回は『行動しなければ滅びる』話。


【報告】本になりました

『20代で資産 1億円となりFIREできるまでになった表と裏側の赤裸々な話』が本になりました。

経済的自由な生活に憧れたものの、実際にやってみると幸福度は高くありませんでした。

ブログ、X、note、メルマガサロンへ寄せられた質問をベースに、経済的自由になった現実と後悔の体験談をまとめています。

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▼ 「経済的自由 FIREのその後の現実と後悔」


■ 日本人は滅びるのか?


最近話題になっているのが、「日本人は滅びる」という衝撃的な発言だ。

世界的なアパレル企業であるユニクロを率いるファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏が、この言葉を通じて日本の経済状況に対する強い危機感をインタビューで語っていた。

日本が30年以上にわたり経済成長が停滞し、少子高齢化と労働力不足が深刻化している現状に警鐘を鳴らし、今のままでは国としての未来が危ういと訴えたのだ。

柳井正氏の「日本人は滅びる」という発言は、現状の日本経済や社会の停滞への批判として大きな反響を呼んだ。

現に、日本の経済は30年間ほとんど成長していない。バブル崩壊後、日本は他の先進国と比べて経済成長が著しく低迷しており、少子高齢化が進行している。

また、労働力不足も深刻な問題だ。高齢者が増える一方で、若年層の労働人口が減少していることは、経済全体の活力を削ぐ要因になっている。

■ 数十年前からいわれていた

数十年前から言われ続けてきた「日本は滅びる」という話題は今に始まったことではない。かつての「ジャパン・アズ・ナンバーワン」「モノづくり大国」と称えられた時代から、「バブル崩壊」を経て「平成30年の長期不況」へと転落した。

かつての栄光が忘れられないかのように、過去の繁栄が神話のごとく語り継がれ、「あの頃と比べれば衰退した」という具合だ。

だが、昔から「日本の今後はヤバい」という話はあるものの、特に人々の関心は変化していない。

「なんとなく日本の未来は暗く感じるが、今ある生活を変えるほどではない」という感覚の人が大半だろう。

年々日本の状況が悪化していることは、もはや否定できない事実となっている。具体的な指標を見ると、日本の衰退は明らかだ。

・GDP世界ランキング4位への転落
・人口減少で毎年60万人以上が自然減
・一人当たりの生産性は30位と低い
・世界トップの高齢化大国
・熱意のある社員調査は世界123位最下位

正直、滅びてはいないが、年々悪くはなっている。これらの結果、今現在でも昔に比べて個人への負担は増えている。

・年々上がる個人への税金負担
・社会保険料の増加
・実質賃金の低下や給与の伸び悩み
・物価上昇に対する実質所得の目減り
・年金制度の持続可能性への懸念
・介護負担の増大

「日本はヤバい」のだが、結局のところ、目の前の生活が劇的に悪くならない限り、日本は変われないだろう。

■ 日本脱出する若者たち

今や若者のあいだで「日本を出たい」という思考の人が増えているという。むしろ出たいというよりも「日本を脱出しなければ」という危機さえ感じる人もいる。

これはシンプルに、自分たちや将来のことを考えての危機感だと言う。かつて「世界で最も住みやすい国」と思われるほどの国だった。だが、この国は時代とともに変化している。

1979年に出版された社会学者のエズラ・F・ヴォーゲルの著書『ジャパンアズナンバーワン』にもあるように、日本は世界ナンバーワンと言われるほどの大国ではなくなった。

アメリカに次ぐGDP世界第二位まで上り詰めた経済大国ではなくなり、時代の最先端をいく世界で最も物価が高い都市でもなくなった。

ここ数十年、諸外国が経済成長を遂げる中、日本の経済は思うように伸びず、今では先進国最下位と言われるほどの成長率となっている。残念ながら「平成30年の不況」、「終身雇用の終焉」、「世界最先端の少子高齢化社会」となり、かつての大国としての面影がなくなりつつある。

もはや経済大国ではなくなってしまったのだが、体感できている人は少なく、未だに日本は先進国の上位であると思われている。ただ、残念ながら、今や先進国と言えることすら危ういほど、経済は鈍化し、高齢化は促進し、技術革新は停滞した。

■ 世界から日本を俯瞰する視座

要するに、このままでは「滅びる」という危機感を持って行動しなければ、本当に滅びるくらい現状はよくはない。にも関わらず、変わらないのが現実だ。

だからこそ、悲観的な未来を想定することで、危機感を抱き、その状況を打破しなければと、できることを考える視野を広げる。

悲観的な予測を立てつつ、そこから自らを鼓舞して現状を変えようとする一種の戦略と捉えればいいわけだ。

日本が「滅びる」というのは、あくまでも比喩的な表現。国家として完全に消滅するわけではない。ただ、経済力や国際的な影響力が著しく低下し、かつての地位を失う可能性は十分にある。

例えば、韓国は1997年のアジア通貨危機で深刻な経済危機に陥った。財閥の過剰投資と短期外債依存によって通貨ウォンが暴落し、企業の連鎖破綻と失業率急増が起きた。IMFから緊急融資を受け、厳しい構造改革を実施。GDPは7%近く縮小した。

アルゼンチンは1998年から2002年にかけて深刻な経済危機に陥った。過度の対外債務と固定相場制の維持が原因となり、最終的に債務不履行と通貨切り下げに至った。GDPは20%以上縮小し、失業率は20%を超えた。その後も周期的な経済危機に見舞われ、2018年以降も高インフレと通貨安に苦しんでいる。

ギリシャは2009年から2018年にかけて深刻な経済危機に見舞われた。政府の過剰借り入れと財政の粉飾が露呈し、国家債務危機に陥った。EUとIMFからの金融支援を受ける代わりに厳しい緊縮財政を強いられ、失業率は25%を超え、GDPは25%以上縮小した。

トルコは2018年以降、通貨リラの急落と高インフレに苦しんでいる。政府の非正統的な金融政策と政治的不安定が主な原因だ。インフレ率は2022年に80%を超え、国民の生活に深刻な影響を与えている。

これらは単なる悲観論ではなく、現実に起こったことだ。

日本が直面している課題は、決して簡単に解決できるモノではない。

だからこそ、できることをしなければならない。国や社会に頼るだけでは、僕たちの未来は保障されないからこそ、自分で自分の身を守る必要がある。

■ まずは経済的自由を手に入れる


何が起こるかわからない時代だからこそ、まずは自分自身で経済的自由を手にすることが必要だ。


周りの人だけでも助けられるような経済的自由を手にすべく、20代は仕事に明け暮れた。「個人で仕事するにはどうすればいいか」「独立して自由な働き方を身に付けるにはどうすればいいか」「会社組織に依存しない人生の生き抜き方はあるか」など、考えられることを自問自答しながら、試行錯誤してきた。

結果として20代でサイドFIREという、資産を持ちながらやりたいことを仕事にする生活となり、資産額は富裕層といわれる値になった。30代ではより自由に暮らし、完全に仕事をやめても生活できる資産になった。

要するに、まずやるべきことは、自分自身を自由にすることだ。日本のことを心配する前に目の前のことに集中する必要がある。日本全体では衰退しているかもしれないが、個人では抗うことができる。

僕自身が世の中に抗う生き方を発信し続けることで、一般的ではない別の生き方に共感する人が自分の生き方を見直すきっかけになればと思いながら活動をしている。日本全体は変えられないが、周りの人なら少しでも変えられる余地はある。

だからこそ、個々人ができることをしよう。

自己投資を積み重ねるのがいい。要は、行動あるのみということだ。海外を見てみよう。移動し、新しい視点を得ることで、さらなる可能性が開けるかもしれない。試行錯誤を重ねながら、自分なりの道を切り開いていくのがいい。​​​​​​​​​​​​​​​​

■ 日本が好きだからこそ移動する


僕たちは日本が最も住みやすい場所として日本での生活を誇りに思っている。


だが、今あるこの日本が今後も住みやすいとは限らない。経済大国としての地位が失われたように日々日本の生活環境も変化している。

刻々と変化しているからこそ、これからも今と同じように日本が最も住みやすい場所であるとは限らない。だからこそ日本と同じもしくは日本よりも住みやすい場所を探す必要がある。

世界は日本以上に日々変化している。数年前であればまだまだ発展していなかった国であっても、今や日本以上の発展を遂げる都市も出ている。少なくとも成長のスピードは日本よりも早いのは言うまでもない。

だからこそ、若者や危機感を持つ人を中心に日本よりも住みやすい場所を探している人が増えた。

自分の身は自分で守らなければならない時代だからこそ、現状を把握し、できる準備をすることが重要だ。


このnoteでは、限られた人にしか伝わらないニッチな情報を、偉人たちの言葉や最新エビデンスを元に主観を交えてお届けします。似た考えの人が共感でき、新しいことを始めるきっかけとなるようなコンテンツを発信していきます。

人生をより面白くするための試行錯誤の様子をまとめていきます。20代で経済的独立をした背景や30代の自由な暮らしのリアルを表と裏も含めて赤裸々に紹介します。面白さを追求して日々奔走する姿をお伝えします。

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