【Hit The World】サービス開始後の環境推測
【発行】2024/2/28
【更新】2024/2/29
NEXONから2024年6月30日にリリースされるMMOゲーム:「Hit The World」について、現時点で公開されている情報から、プレイヤー環境を読み取る。
攻城戦システムについて
防衛側1ギルド、攻撃側9ギルドで戦闘が開始される。城の掌握の回転を促すための設定のようだが、トップのギルド数個が同盟を組み、城の連続防衛を狙うサーバーも出てくるのではないかと筆者は予測する。※攻撃側でありながら城を攻撃せずに防衛に協力することを指す。
取引所とBotについて
ゲーム開始後はBotなどでフィールドが溢れる場合が多いのがMMOの世の常である。Botがフィールドを埋め尽くし、材料アイテムやレアアイテムを取引所に出品、Bot管理者がゲーム内通貨を得るため、基本的にはリリース初期の取引所はあまり利用しないほうが良いに越したことはない。「プレイヤーに優しいMMO」は魅力的だが、同時にBotのような業者にも優しいMMOとなってしまうことがある。BotについてNexonがどこまで対処可能かはプレイヤーが注視すべきポイントだ。
課金について
正直に申し上げてPay to Winだと推測している。台湾のHIT2(向こうではこの名前でサービスが提供されている)のプレイ動画からは、コレクション効果の画面が確認できている。このコレクション効果というのは、コンプリートガチャではないが、特定のアイテムや課金商品を揃えることでアクティブとなるキャラクターを強化する効果のことを指す。リネージュWやリネージュ2Mのような廃課金御用達のゲームで見られるシステムだ。
日本人の課金やプレイスタイルにあった環境が用意されることは難しいが、Botの蔓延とサービス提供会社の収支見合いでは如何ようにも変化することは頭の隅に入れてプレイすべきだろう。