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CDプレーヤー SONY旧製品 CDP-970の導入


エントリークラスのオーディオ製品で音楽を聴く

 
 先日、ソニーのエントリークラスの製品でそろえたオーディオシステムをご紹介しました。とても気に入っているのですが、ご覧のとおりCDプレーヤーがありません。かつて所有していたCDソフトは特別なものを除いてパソコンにデータを取り込んでCDプレーヤー共断捨離の一環で売却したからです。

CDプレーヤー復活


 なのにどうしたことでしょう。CDをまた聴きたくなったのです。
 パソコンやネットで聴けばよいという内面の声も聞こえてきます。しかし、味気ない思いがするのかあまり聴いていません。ほかの事に関して言えば、たとえば、写真、印刷物、郵便、書類など断捨離でデータ化を実行して以降ぶり返しはほぼありません。ところが、オーディオに関してはデータ化をしたにもかかわらず、現物を買い直す。レコードといいCDといい凝りもせずに。

なぜCDなのか


 いまや、音楽デジタル配信やレコード人気復活でCDの未来を危ぶむ声もある中、なぜ今さら。とここまで書いてハタと気付きました。アーカイブには無理があることに。なぜなら、オーディオ趣味は現在進行形なのです。過去から現在そして多分未来もレコードを聴く、CDを聴くでしょう。それは面倒くさい反面、味わいもあるということかな。自分でコーヒーを淹れたり料理を工夫したりに似ているかもしれません。データはそのままでおいておき、レコードやCDをこれからも楽しんで聴いていこうと落ち着いた次第。ただ、保管場所と再購入費用が悩みの種です……。

製品紹介


 1988年製ソニーの、CDP-970という旧製品です。定価49,800円で当時のエントリークラスの価格帯の製品です。なんと36年前の製品ですが、先日オークションで入手しました。出品者による丁寧な整備内容の記事を読み納得してそれなりの金額での落札となりました。

 (『オーディオの足跡』様HPより)

 オーディオ製品は重いほど音質が良い、という定説みたいなものが当時あったんです。このCDP-970で5㎏あります。上位機種だとそれ以上。現行品のエントリークラスの製品だと3kg台が標準かも知れません。技術と設計の進歩などですね。
 今回入手した製品、前面パネルなど比較的きれいな状態で36年前の製品には見えません。さすがに天板には一面にサビのようなポツポツが見受けられますが、棚に収納しているので目立たず問題ありません。本体の機能やリモコン操作の反応も正常で問題ありません。

なぜ中古品を選んだのか


 今回私が現行品ではなく中古品を選択したのは経済性以外に音質に関することがあります。オーディオ界の一部で言われるのですが、当時の製品はレコードにも通じる音の厚みや温かみがあると。うーん本当でしょうか?。再生帯域が現在より狭いだけだったかもしれません。ただ、わたしなど当時毎日聴いていた人間には、音が耳に刷り込まれているでしょう。そこに郷愁に似たものを感じとるのかもしれません。

まとめ


 さいわい何の問題もなく、アンプを通してスピーカーからCDの好い音が出ています。36年の時を超えて同一メーカーブランドでそろえた功名でしょうか?
 なお、音質に関しては主観がからむので私個人の意見とさせていただきます。
 また、中古製品はそれこそケースバイケースです。中にはリスクを伴う場合もありますので万人にお勧めするわけではありません。

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