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楽しみ、ショパン国際ピリオド楽器コンクール。
ポーランド国立フリデリク・ショパン研究所は、第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクールを2023年10月5日から15日にワルシャワ・フィルハーモニーで開催すると発表した。
このニュースを見て、先日テレビ番組で第1回のこのコンクールのドキュメンタリー番組を観たことを思い出しました。
第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールは、5年前の2018年9月2日から14日まで開催されました。9カ国から30名のピアニストが、コンテストに招待されました。コンテストでは、ポーランドのトマシュ・リッテルが優勝した。
5年ぶり2回目の今年は誰が出場して、だれか優勝・入賞するのか興味があります。まだしばらく先の話になりますが楽しみです。
ところで「ピリオド楽器」とは何でしょうか。日本語では「古楽器」といわれます。大きく2種類あって、ひとつは制作当時の楽器そのもの、もう一つはそれを復元した現代の楽器です。
楽器というからには、ピアノ以外にあらゆるものがありますが、ショパン国際ピリオドコンクールにおいては、ピアノに限定されます。
より正確に言うと、ピアノというものがまだない時代にチェンバロ、クラヴィコードを改良してダイナミックな表現をできるよう工夫したピアノの前身の楽器「フォルテピアノ」を指します。
じつは、第1回のコンクールでは、ポーランドの女性とならんで日本人の川口成彦さんが2位タイを受賞しました。これは快挙と云うにふさわしいことだと思います。
なお、有名な歴史ある「ショパン国際ピアノコンクール」とは似た名前ですが別のコンクールです。あちらも5年に一回の開催ですが、スタインウェイやヤマハなど現代ピアノを使用します。
2021年秋の第18回ショパンコンクールでは、内田光子さん以来51年ぶりに反田恭平さんが2位タイに入賞してニュースになりました。
反田さんといえば、2023年新年のNHKニューイヤーコンサートを始めテレビ番組にも数多く出演されています。
また、今年の元日に同コンテスト4位入賞の小林愛実さんとご結婚されたとの発表がありました。お二人は幼馴染でもあるとのことで、おめでとうございます。
両コンクールの主催者は同じで、ポーランド国立フリデリク(フレデリック)・ショパン研究所です。
今日はここまでにさせて頂き、ショパン国際ピリオドコンクールの成立意義や、2位入賞の川口成彦さんなどについては次回ご紹介したいと思います。
※Klaviatur さんの画像をお借りしました。
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