橋本幸士著『物理学者のすごい思考法』
科学者のエッセイとしては、古くは寺田寅彦の随筆が名高いですね。
現代版寺田寅彦といっていいのかわかりませんが、橋本幸士さんの本をよみました。
橋本さんは物理学の最先端『超ひも理論』(超弦理論)の研究者です。
この理論については、数年前に別の著者で読んで驚いた記憶があります。(大栗博司著『大栗先生の 超弦理論入門』)
---以下、記憶違いや素人由来の誤りがあるかもしれません。確かなことはお調べください---
さて、その理論とは……
・相対性理論と量子力学とに矛盾せず、両者を統合する可能性のある現在ただ一つの理論
A+B→Z(以下、記号はイメージです)
・素粒子に働く4つの力の統合理論
1+2+3+4=∞
・素粒子の形は点ではなく極小の「ひも」の形
( ・・) /\/\/
・この世界は9次元
1=_ 2=▢ 3=❒ 4=? 5=⁇ 6=???? 7~=\(⁇)/
・空間は幻想
(-_-;)
・時間も幻想か?
(-_-;)(-_-;)(-_-;)
そんな、驚くべき理論。
うーん正直、ほぼわからな~い(*_*)
そのような、常人には想像もつかないことを毎日研究している「物理学者」ってどんな人たち?それがわかれば理論理解の一助になるかも。
さすが「超」がつくほど好奇心が強くて、普通の人なら「あたりまえ」すぎる日常の現象に、大真面目で数式を当てはめたりして頑張るエピソードが真面目すぎて面白い。
そんな夫を、常識の世界に引き戻して、たった一言で納得させたりギャフンと言わせる奥さんはある面著者以上のすごい存在です。例えれば、悟空を手のひらの上で遊ばせるお釈迦様のようです。
※ぴよ(れ)さんの画像をお借りしました
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