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いい子、悪い子


#子どもに教えられたこと

普段から、いや毎日子供を叱っている。しかも内容は同じだ。
親からすると、「昨日も言ったのに、何故同じことを言わせるのか?」うんざりである。

しかし、いい子でいる日もある。おとなしく座っており部屋で遊び回らず、私も怒ることはない。

だが、些細な出来事で私は怒ってしまった。飲み物をこぼしてしまったのである。冷静に考えれば、日常茶飯事であり、怒るけれどもそんなに怒らない、そんな感じであろうか。

だが、この日に限ってはいい子でいたものだから、反動で怒ってしまったのだろう。

その後、子供に泣きながら言われた言葉が衝撃で、今でも心に刺さっている。

「父ちゃんに悪い子って怒られるから、いい子で座ってたんだもん」

毎日私が怒っている言葉は、子供の記憶に残っているようだ。ルールを守れる守れないの話ではない。子供なりにも考え実行しているようだ。また、その行動に対して褒めてあげるべきだったとも思うし、気づいてあげられなかった。

毎日の子供の行動には少しでも意識しなければならない。いい子の日は子供が親に気を遣ってくれてるかもしれない。悪い子の日は自分に正直な日かもしれない。ストレスもたまっているのだろう。
また、怒る言葉には気をつけなければならないと感じさせられた。それによって、子供が他人を傷つけてしまう可能性もあるだろう。

こうやって親も子供も成長していくのであろう。
しかし、毎日気をつけて怒るのも至難の業ではあるのだが。

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