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らーめんと整わない親子の1日。

【親子エッセイ】

息子は今年春、大学に進学して現在はそちらの寮に住んでおります。
男子の初めての一人暮らし生活に備え、
自炊が一番の節約になるよ!という私の教えで、
慣れないないお料理を作っています。
大鍋にカレーを沢山作って3日くらいしたところで、減ってきたカレー鍋に水を入れて煮て、シャバシャバのカレー(スープだろう)にして、5日くらいもたせてるそうです。笑

大学生男子の一人暮らしのお料理は、
女性であり母である生き物にはとても面白く写るのであります。
寮の部屋は足の踏み場がほぼないくらい狭いこともありますが、
そもそもこのみなし仮設住宅というアパートに住んでいる時からもかなり片付けはしなかったですし、
干し終わって乾いた靴下を、自分で片しなさいよと言わんばかりに、居間の床に私は置いておくのですが、
何回言っても、何日言い続けても片付けない強者。
否、きっとそういう生き物。

男性脳と女性脳の違いとかいうやつでしょうかね笑そんな息子氏です。

✳✳✳

本日、大学から地元のここまでは片道100キロはあるのですが、
急に思い立ってその道のりを自転車で8時間かけてやって来ました(爆)

これは青春の衝動ってやつでしょうか?

母子家庭で3歳から2人で生きてきたから連休に母の元へ帰省してくれるなんて優しい息子!

じゃなくてーー!

否普通にどしたー!
何があったーー!
悩みでもあったの?
と心配になりましたよ( ᷇ω ᷆ ს )

夕方に、
「今夜そちらに泊まってもいいですか?」とラインがきてびっくり!
息子からラインが来るのは珍しいのでびっくりし過ぎて母ここで軽く恥ずかしいミスをしてしまう。


そちらとそらち笑

今夜そちらに泊まってもいいですか?
を焦って読んでしまったものだから
そちら」を「そち」と読み違えてしまって、

そらちさんというお友達の家に泊まることを大学生になってまで母に許可を得ているのか?
否それは違うだろう、
だとすれば…
そらちさんてもしかして…

か…彼女?!(º ロ º๑)!!
初っぱなからニックネームで母さんに伝える?
否本名かもしれない。
え!呼び捨て?!
だめだめそんなん!もっと優しく!

てか母さんに初めて言うなら「さん」づけでしょ!
でももしかしたらまだ彼女の段階ではなく、
泊まるって、、泊まるって…!
今夜頑張って告白するってこと?!!!( ; ロ)゚ ゚
え、告白するのに宿泊?
否いかんいかん!💢

などと、そんなんことを一瞬で頭に巡らせてしまって、
もう一度よく見たらふつーに「そちら」じゃないか
( ̄∇ ̄*)ゞ

焦った焦った。
急すぎる息子の爆弾発言かと思ってしまった。
そんなことは息子には絶対言わないけれど笑

と落ち着いてみましたが、
それでもこっちに来るって自転車らしいけど、
えー!
それもそれですごすぎやしないか?

何時頃に着くのかな?
心配で、その自転車がもし私の車に入るなら途中まで迎えに行こうか?とラインしました。
そこでまたお間抜けな私は、何をまだ動揺しているのか再び解釈をミスってしまう。

息子はラインだといつも何故か敬語です笑


え!
夜中の1時半に着くのかい?Σ(゚∀゚ノ)ノ

返信がないのでまた見直したら、
1時間30分やないかーい!
「間」を見ていなかったー。

否でもこれは返事の仕方が違うよ絶対。(ただの責任転嫁爆)とは思ったものの、そこに執着しても何も生まれないので自己スルー。

息子には、
慌てず安全に来るんだよーなんて言いましたが

まぁ私が勝手に焦って間違った理解をする私の方が危なっかしいったらありゃしない。

まぁそんなんで無事に20時30分頃にこちらに到着。

息子が一人暮らししてから私はもちろん一人なので、急に対応できる食材がないし、
自転車じゃ寒いだろうし、
普段はシャバシャバのカレースープだし、
と、今日は暖かいらーめんを2人で食べに行こう!
と決めました。

らーめん屋さんへ着き注文し終えて、


「いつもさ、節約してるし美味しい外食とか食べてないでしょ?
今日は好きなだけ食べて!追加してもいいからね!」
と言いました。
ところが息子の返事は言いづらそうに…
「否、実は…昨日二郎系食べたんだよね…汗」

え、(¯∇¯٥)

と、そこで私も思ったことが…

「実は私も昨日ここのらーめん屋さんで食べたばっかりなんだよね(爆)」
と。
言おうとしましたが、注文したしこれからここで食べるぞーの気分がだだ下がりになるのではと懸念して言いませんでした汗

息子がせっかく帰省したのになんだか上手く噛み合わない(笑)

けれど息子は沢山頼んで沢山食べましたー!
ではなく
ここぞとばかり頼んだからなのか昨日の二郎系が効いてるのか、
ラストで勢いが悪くなってきた。

しかーし
ふふふ、
そういうこともあろうかと思い、
母さんは自分の量を少し控えめに頼んでいたのだよ!

ここは母の予想がバッチリでした!
息子に、
「私食べられるよ!いこうか?」

息子
「うん」

息子の器とレンゲをそのままパスしてもらい、食べましたー\(^^)/

そして帰宅!

100キロは走っただろう1日の疲れを湯船に浸かってとろう!
息子の寮では湯船に入れないので、お風呂は湯を張って準備万端にしていました!

エヴァ好きの息子に、
風呂は命の洗濯よ!
なんつってね。

息子に先に入ってもらって、
私が後に入り出てきたら息子が…

息子
「あのさ、母さん風呂入ってる間に勝手にここの葛根湯飲んじゃったけどいいっしょ?」


「うんいいよ!
え?葛根湯?なんで?」

息子
「あ、なんか喉が痛いから一応」


「え、さっきらーめん屋さんで思いっきり息子のらーめんどんぶりの食べちゃったんだけど…
え、もう風邪うつりたくないんだけどぉーーーー!」
*この前9月の求職活動を始める時に、帰省した息子からもらった風邪が拗れに拗れて二次感染して1ヶ月以上大変だったのです🌀

息子
「らーめんの時は大丈夫だった。
今痛くなったから」

えー、
今でもさっきでも変わんないよーー。

ていうか明日はまた100キロチャリに乗って帰れるのか?汗
とりあえず、
家の中にあるビタミンDが入ってる食材を見繕って明日の朝ごはんのおかずにしよう。


最後まで噛み合わない親子の1日のお話でした。

。꙯ ̡̡⍤⃝  ꙽、

ここまでお読み頂きありがとうございました♪

畏。


あおいろぶるーす。


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