初心者さん必見!安全な精油の選び方
40代からのアロマについて書いているアロマライフデザイナーのチカです。
この記事を開いてくれたあなたはきっとアロマや香りに興味がある方だと思います。アロマに興味をもったときに、最初に浮かぶだろう疑問はこれではないでしょうか?
”アロマテラピーやってみたいけど
精油ってどんなものを使えばいいのかわからない”
この記事では【初心者さん必見!安全な精油の選び方】ということで、その疑問に応えていきます。
精油とは
天然植物の香り成分を凝縮したもののことを、精油またはエッセンシャルオイルといいます。
植物が自らが病害や虫に抵抗するために、生まれながらに持っているものが”香り成分”です。香り成分については、こちらの記事で説明しているのでご参考にどうぞ。
精油のほとんどは、水蒸気蒸留(簡単に言うと”蒸す”)という方法で抽出されます。
身近な例をとると、食べ物を蒸し器に入れて蒸すと、蓋の内側に水滴がつきますよね?植物を蒸すと同じように水滴が発生します。香り成分には油性のものと水性のものがあり、油溶性の部分が精油、水溶性の部分がハーブウォーター(フローラルウォーター)になるわけなんです。
天然植物の恵みに何も足さず、何も引いていないもの。
それが精油やハーブウォーターです。
精油の特徴
精油にはこのような特徴があります:
強い香りを持っている (蒸留して成分が凝縮されている)
高濃度 (蒸留して成分が凝縮されている)
親油性 (油と混ざるけど、水とは混ざりにくい)
揮発性 (蓋をしないで置いておくと蒸発する)
比重が軽い (水に混ぜると精油は浮く)
精油の選び方
ここでは、精油(エッセンシャルオイル)の選び方をご紹介します。
精油の使い方にはいろいろな方法がありますが、芳香浴(香りを嗅ぐ)、皮膚塗布(植物油で希釈して肌に塗る)、入浴(バスオイルやバスソルトに混ぜる)で楽しむ方が多いと思います。
このどの方法を使っても、精油の香り成分は、鼻・口(呼吸)、肌(皮膚塗布、入浴)からあなたの体内に入り、血管を通って全身を巡ります。
つまり、食事をするのと同じくらい体の奥まで入るものなのです。
そう考えると、高品質で安全な精油を使いたいですよね。
どうした高品質かわかるのか?
それは精油を買うときにここをチェックするといいですよ。
学名(植物名)
採油部位
採油方法
産地
学名:植物には必ず学名(植物名)が1品種につき1つあります。
パッケージなどにラテン語で斜体で記載されているものです。
採油部位:精油の種類によって植物の葉、花、枝、木部など部位が異なります。部位によっても成分や香りは異なります。
採油方法:多くは上で記載した水蒸気蒸留法ですが、圧搾法などもあります。
産地:植物がどこで育ったかで成分や香りが異なります。
これらが書かれていないということは、どこで育ったどの植物からどんなふうに精油を抽出したかわからない、ということ。つまりあなたの心や体にどんな作用をもたらしてくれるかわからないのです。
なので、精油を選ぶときは、1〜4が明記されているかが大切です。
そしてできることなら、体に入るものなのなのでオーガニック(有機)を選ぶといいですね。
心と体を癒してくれるアロマテラピー。
適切な精油選びで安心して楽しんでみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
おすすめのアロマグッズや好きなライフスタイルグッズなどを、【ROOM-chicaAroma】で紹介しているので、こちらも参考になればうれしいです。