昔、母はパートのおばさん4人だけの 小さな町工場に勤めていました。 毎日毎日、みんなが話す女社長さんの悪口を黙って聞いていたそうです。 (ー ー;) ある日、女社長さんは母に 「 宮内さん、国民年金かけている? 」 と、聞いてきたそうです。 母には初めて聞く言葉です。 「 いいえ、知りません。」と答えると 後日、自分の車を出して今で言う年金事務所に母を連れて行き 国民年金加入の手続きを手伝ってくれました。 母は未加入時期の分を、貯金をかき集めて納め
母を見送って感じたこと それは自分も子どもや孫に好かれていたいなぁ、ということでした。 家族葬でしたので母が荼毘に付されている間、 控え室では姉夫婦、私たち夫婦と、孫や孫夫婦の8人が ジュースやビールを飲み、茶菓子を食べながら とても和やかな時を過ごしていました。 母の写真の前に、飲み物を供えようと誰かがコップに 何でしょうか?烏龍茶か何かを注ごうとしていたのでしょうか、 うちの娘が、突然 「ばあばはコーラだよ!!ばあばはコーラだよ!!」 と、大きな声を出して慌てて
なす豚美味しい(๑˃̵ᴗ˂̵) なすなんてザクザク切ってザーザー炒めて ざっと巻いて、我が家は焼肉屋さん甘口かけて 照り照りで出来上がり。 5本ずつ食べた(*≧∀≦*)。。。
母が94才で旅立った。 老衰。 自分の家の大好きな自分の布団、それも姉夫婦が常に清潔を保ってくれていた ふかふかの気持ち良い布団で眠ったまま、可愛い顔での大往生だ。 母は昔から情のとても深い人で 真夏、我が家の前で道路工事のかた達が、炎天下汗だくでお弁当を食べていると 「そこは暑いでしょう、どうぞこっちで食べてください。」 と言っては、父の作業場の屋根の下に招き入れ、 家から冷たい麦茶を持って来て、湯呑み茶碗に注いで差し上げる、そんな人だった。 口癖は「おあが
タイトルそのままなのだが 私はどうやらドラマの中の配役の人柄に惚れ込んでしまったようだ。 自分の中で役柄がすべてになりすぎで、イメージを壊されたくなくて、その役者さんの他の作品を見たくなくなる。 特に嫌な人間を描いた物は見たくない。 俳優さんにとっては、そういう見方は勘弁してもらいたいと思うだろうなぁ。 こういうことは初めてだ。 MIU404の伊吹藍 とてもいい奴なんだ。 頭を切り替えて、綾野剛さんの他の作品も見よう! と思うが、 先日ラストマイルを見て、
私たちが経験した「究極の断捨離」 マンション1部屋分捨てた思い出。 長く暮らした沼津のマンションを引き払うために 毎週土日鈴鹿から沼津までの高速道路を、片付けと掃除にかよい続けた2010年の11月。 疲れた身体を休め、時には仮眠を取りながら NHKの龍馬伝を鈴鹿に帰る途中の東名高速「牧之原サービスエリア」でヒロシとワンセグで見たりしていました。 鈴鹿では市内から市内への自宅の引越しが重なり 営業マンだった私は11月は高い目標数字を達成させなくてはいけない重要な月
64才のわたしが20代の頃、勤め先の隣の席に 無愛想な若い男の子の社員がいた。 ある日、仲良しの友達がその男の子に 「知り合いが手術をすることになってO型のRH +の血液を集めているのだけれど、○○君たしかO型でしたよね?」 と話に来た。 その男の子がいつもの様に「そうです」と愛想無く答えるとその友達はすかさず、 「じゃあ○月○日の○時に、ここに献血に来てもらえる?」と言って詳細が書かれた紙を手早く渡した。 その男の子は、無言で受け取り、友達は次の同僚の机に移動した。
私のドカ弁定義 ①彩が美しくない ②おかずの種類が少ない ③おかずはご飯の上に乗っている ④ご飯がたくさん入っている ⑤新聞紙で包んである ⑥持って行く私は ツヤツヤのロングヘアにマニュキア、お肌もきちんと手入れし、最高にお洒落をしていてバリバリに仕事ができなければいけない。 人は見かけによらぬもの。 それは実に面白くてわくわくする。 80才のおばあちゃんの叩くドラムが素晴らしかったり、有名な女優さんが飼っているチャボが重病になって、数時間おきに流動食をあげるため仕事を長
母が認知症と診断されて もう10年。 あんなにもしっかり者だった母も認知症になった。 なんなんだ。認知症。 私はたった一度だけ泣いた。 母の作る煮込みうどんが、 世界一美味しくて大好物だった。 母はいつものように 「まどか、煮込みうどん食べる?」と聞いた。 母がわたしのために作ってくれた煮込みうどん。 それがめちゃめちゃまずかった。 わたしは、愛情いっぱいの大好きな まずすぎるうどんを声をあげて泣きながら 鼻水と一緒にすすり 現実を認めた。 あの
あぁお墓。 還暦過ぎた私たちですがお墓がありません。 先祖代々の墓とか全く縁がありません。 私の母親は60歳でお墓を買いました。 その時、買う買わないで同い年の父親と大喧嘩になったそうです。 しかし母は「買っておかないといざという時大変な思いをするのはこの子達なのよ!!!」ヽ(`Д´#)ノ と母は強引に買ったのです。 強行突破! えらい! 母は頑張りました! 父が88才で亡くなった時、お墓を買ってあった事でとても助かりましたよ〜。 母は認知症になったので
「もう帰るのか〜つまんねぇなぁ」 そう言って帰って行きました。 夕方から塾だそうで、受験生の現実が待ち受けています。 小さかった頃たくさん遊んだ 「ドラえもんの動くお絵描き」というおもちゃを、 もう捨てて良いか?と聞いたら 出して欲しいと言われました。 上の子には上の子の思い 下には下の思いがあって 親は平等に育てているつもりでも、 それぞれの見方や感じ方は違ったりするものなのですよね。 下が生まれるまでの5年間 彼だけを愛した。 その濃さをたくさん伝えた2日
友達とバランスの良いご飯食べた時ね 「食べ物も人間もバランスだねぇ」って話しました。 そうだよ! 年をとってさ、顔も体型も崩れてもさ たしかにそれはマイナスかもしれないけれど、 でも人生経験が豊富になってプラスだ! マイナスの分、人間の幅や心の幅を増やせば プラスマイナスゼロだよね\(^o^)/ もっとひろがれ腹の幅、顔の幅!(≧∀≦)
忘れたくない。 リーマンショック。 私のリーマンショック。 ショックでした。 わたしは鈴鹿で派遣社員として頑張っていましたが いきなり切られました。 しかし へこんでいる暇などなく 今度は実力があれば切られることがない営業職に移りました。 ヒロシはヒロシで 逆に派遣を切る立場でした。 ショック。リーマンショック。 正社員登用を目指して 一生懸命頑張っていた2人の女子に ヒロシはリストラを言い渡さなければなりませんでした。 ヒロシが私に言いました。
優しさの魔が刺す時 おかしな時がある 苦手で苦手で 仕方がない人に 何だか急に 歩み寄ろうかなって発作的に思う時がある。 向こうの優しさも 期待して。 ほとんどは 勇気ないけれど たまに行動に移す。 でも 結局また少し傷ついたりして やるんじゃなかったと後悔する。 でも きっと無駄ではないと思う。 優しさの魔が刺す時。