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#54 【動画生成AI】社内資料を簡単に動画化してみた

ChatGPTが登場して2年ちょっと。これまで様々なAIが登場し、ビジネスだけでなく、日常生活でも活用され始めました。

時折、朝のニュースでも「あなたはAI(ChatGPT)を使ってますか?」といったアンケート結果を放送されることもあり、一般に広まりつつあるのだなと感じています。最近、ソフトバンク社がPerplexityを利用できるキャンペーンを開始させ、「パプる」という言葉を広めていますよね。これで、よりAIが消費者に浸透するきっかけになるのではないかと感じています。

ところで、さまざまな生成AIが存在しますが、あなたは動画生成AIってどんなAIかご存じでしょうか?

Sora や Runway , Hey Gen , KLING , Pika などが有名ですが、ワンシーンの動画を作るだけだと思っていませんか?

動画生成AIといっても様々な種類があります。
ここで紹介するのは、officeファイルから動画を生成できるAI Shortsです。

社内資料を動画化する例を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

社内資料を動画化するメリット

理解度の向上

新入社員の教育用にマニュアルを渡すだけになっていませんか?テキストや静止画ベースの資料だけでは、受け手が内容をイメージしにくい場合があり、理解するのに時間がかかることがあります。一方、動画であれば、映像・音声で、視聴者が直感的に内容を把握しやすく、理解度を高められます。

効率的なコミュニケーション

動画は一度作ってしまえば、同じクオリティで何度でも視聴可能です。資料の読み上げやデモンストレーションなどを動画にまとめておけば、繰り返し説明する手間を削減でき、時間コストも大幅に削減できます。

リモートワークとの相性の良さ

昨今のリモートワークの普及に伴い、対面で説明できる機会が減っています。オンラインMTGやチャットツールで補えない部分を動画がカバーし、必要な情報をいつでもどこでも受け取ることが可能です。

新入社員向けマニュアルを動画化

動画化ステップ

① 動画化したい資料をアップロード
② 自動で資料の中身を解析し、ページごとの読み上げ台本を生成
③ 生成された台本の読み上げ音声を自動生成
④ 動画が完成

非常に簡単ですよね。
極端な話、アップロードして、クリックするだけで動画になってしまいます。

動画といえば編集が難しいイメージがありますが、作成したい動画の設定を選ぶだけで好みの動画を作成することが可能です。

生成された動画

👇こちらをクリックしてみてください。スライドショーが再生されます。

マニュアルサンプル

まとめ

今回紹介した「AI Shorts」を使えば、社内資料を簡単なステップで動画化でき、資料の理解度向上やコミュニケーションの効率化、リモートワークとの相性の良さなど、多くのメリットが得られます。

オフィスファイルをアップロードして数クリックするだけで、読み上げ音声や動画を自動生成してくれる手軽さは、従来の動画編集のハードルを大きく下げるはずです。

これからますます進化していく生成AIを活用し、社内の情報共有をよりスムーズでわかりやすくしてみてはいかがでしょうか。