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表現規制とフェミニスト界隈

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#リベラルは窓から投げ捨てよ

読み放題対象「”多様性”は惜しみなく奪う」

読み放題対象「”多様性”は惜しみなく奪う」

「同性婚を認めていないのはG7で日本だけだ!!!」「LGBTQの差別禁止法がないのも、G7の中で日本だけだ!」――連日連夜、マスコミや野党の”正しい人たち”が繰りかえす声をきくにつけ、ははあ、なるほど、こうやって世界の多様性は喪われていくんだな、と思わず笑ってしまう。

ついには、これである。

なるほど、虹の旗をふりまわし「多様性」を訴える”西欧先進諸国”の人たち、「日本だけだぞ。おまえだけ違う

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読み放題対象「私はいいけどお前はだめって話をしてるんだよ」

読み放題対象「私はいいけどお前はだめって話をしてるんだよ」

うあ~!テロサーの姫!!そんな言葉が駆け巡った。例のあの重信房子氏(76歳)の出所風景である。

支持者達が花束を渡し、ちやほやしている風景の報道は、多くの人々に違和感をあたえた。その「爽やか」な出所風景は、「日陰もの」のそれでは全然なくて、まるで「青春のアイドルがやっと戻ってきたぞ」「英雄の帰還」的な感じだったからだ。

今回はこの重信房子の出所をめぐる言説空間、私達が違和感を感じた正体を言語化

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読み放題対象「なぜ“良識”ある知識人たちは“あべしね”にとりつかれたのか」

読み放題対象「なぜ“良識”ある知識人たちは“あべしね”にとりつかれたのか」

さすがにそれはないんじゃない?

安倍晋三氏の非業の死をうけて多くの人たちが語り始めた。

「なぜ彼らは“アベしね”など、『死すべきもの』として、執拗に安倍というキャラクターを毀損し続けたか」についてである。その前近代的な怨念力はなになのか――そして私達が彼らの行為に「本質的なおぞましさ」を感じる理由とはなにか。――あなたのモヤモヤをすっきり解明するニワカちゃんです。

彼らはまるで前近代的な呪術

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読み放題対象「鏡のない国のアリス」

読み放題対象「鏡のない国のアリス」

今日も今日とてネット世界には「おまえのことだ」や「鏡みろ」といった言葉が溢れかえっている。どうしてそんな言葉が生まれるのだろうか。

この言葉が生まれるのは、簡単にいえば「私は○○な人です」とアピールする人間とは、むしろ真逆な人間であることが多いからではないか。だから「怒り」や「笑い」を買ってしまうわけだ。

たとえば「私は人よりも共感する能力が高く、人に寄り添うタイプです」と自己分析している人と

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読み放題対象「まだ人間じゃない」

読み放題対象「まだ人間じゃない」

げにも恐ろしき言葉が飛び交っている――

「女性にはまともな責任能力がありません!」

「女性はすぐ精神不安定になります!」

「女性はその場の空気に流され判断能力がありません」

「女性は頭が悪く契約もできません」

一体、誰がこんな酷い事を言いだしたのか――!(おこ)
誰がいったもなにも、もちろん貴方の想像通りである。現代日本において、「女性の生きやすい社会を!」とかいいながら誰よりも「女性を

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読み放題対象「多様性が多様性をリンチして殺した時」

読み放題対象「多様性が多様性をリンチして殺した時」

多様性が多様性を殺す「多様性」を尊重すればするほど「配慮」といいながら強制され、従わされる対象がどんどん拡大していく。

そして、エントロピーが増大するように、表現の自由の抑圧度が増大していく。

もはや「多様性」という言葉は、