楽しいドライブは正しい運転姿勢から
安全で楽しいカーライフを送るためにはドライバーが快適な移動空間を提供する必要があります。しかしドライバー自身が快適な姿勢で運転出来ないと意味がないですよね。そのために今日は走り出す前に確認できる適切なドライビングポジションを紹介します。
正しい運転姿勢をとるメリット
体への負担が減る(腰痛対策・疲労軽減)
安全性の向上(エアバックやシートベルトの効果を十分に発揮)
座る前に服装をチェック
厚手の服装はなるべく脱ぐ
履きなれた靴(ハイヒールやサンダル等はNG)
寒い時期は特に厚手のコートなどそのまま着て運転することもあると思いますが、運転操作がしづらくなる以外にもシートと身体の隙間が大きくなり普段よりハンドルと身体が近くなったり、中綿によってシートから上半身がズレたりと長距離の運転では身体への負担も大きくなります。
またヒールやサンダルNGなのはもちろん、ペダルの感覚を掴むためにも慣れた靴がオススメです。
ドライビングポジションの決め方
運転姿勢は
「腰」「足」「背中」の順番で決めていきます。
①深く腰掛ける
おしりの後ろに隙間がないか確認します。
緊急時のブレーキが踏みやすく腰痛対策にもなります。
②座面の高さ調整
目の位置を快適な範囲でなるべく高くします。
少なくとも拳1個以上の天井との隙間はあったほうが良いです。
③シートの前後調整
右足でブレーキをいっぱいに踏み込んだ時、膝が伸び切らず余裕のある位置に合わせてシートを前後させます。左足はフットレストに置き安定した姿勢を取れるか確認します(MT車を除く)。衝突時の足の怪我軽減にも繋がります。
④リクライニング調整
背中をシートバックに押し付け、ハンドルの12時の部分を両手で握り肘が伸び切らず少し余裕のある状態になる角度までリクライニングを調整します。
身体がシートに密着し安定した走行が可能になります。
⑤ヘッドレスト調整
高さが変えられるものであれば後頭部の中心とヘッドレストの中心が合うように調整します。運転中は頭とヘッドレストを数センチあけると振動を感じにくく快適です。
NGな運転姿勢
・ハンドルにしがみついたような前屈みの姿勢
前方が見えにくからといって常に前屈みになってはいけません。
背中をシートに支えられていないため走行が安定しません。
ハンドルとの距離が近いと適切な操作も出来ず衝突時はエアバックとの距離が近すぎて怪我をする恐れもあります。
・リクライニングを大きく倒した寝そべり姿勢
肘が伸びた状態では適切なハンドル操作が出来ず、急ブレーキも踏みにくくなります。衝突時にはシートベルトの下に潜り込んでしまいエアバックの効果を十分受けられない可能性もあり危険です。また意外にも疲れやすい姿勢でもあります。
まとめ
このように正しい運転姿勢はシートベルトやエアバックの効果を十分に発揮させる安全性向上だけでなく、腰痛対策や疲労軽減にも繋がる快適なドライブを実現するためには欠かせないものです。
最後に簡単に自身の運転姿勢をチェックできるリストを作ってみました。是非保存してチェックしてみてください!
正しいシートポジションを取った後はシートベルトもお忘れなく!
最後に
今回は楽しいドライブを実現する正しい運転姿勢についてまとめてみました。少しでもためになったよ〜という方がいましたら♡マーク押して頂けると嬉しいです!
今回が初投稿となるアボカドカーライフでは今後も皆さんのカーライフが少しでも楽しく快適になる情報をお届け出来ればと思っています。また制作者の趣味に基づく少しマニアックなクルマ情報も発信予定です。
次回の記事も読んでいただけると大変嬉しいです!最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事の続きとして「ハンドル・ミラー」も含めた運転姿勢の記事を投稿しました。是非覗いてみてください↓