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電話が怖い

私は普通に組織に属して働くのは苦手です。
長く続かない。
別にクビになったとかめっちゃ怒られたとかじゃないし、家族の都合で退職したりもしたけど
実際続かない。

発達障害かもしれないと思ってメンタルクリニックに通っている。自分では受動型の自閉症スペクトラム(ASD)の特徴に近いと思っていた。
心理検査や、発達障害の検査もしている。
ASDに関しては、Pars TR(パース ティーアール)という検査をした。
心理検査の特性上、検査の詳細はあんまり書けないけど、子供の頃の発達行動症状について質問され得点をだし、現在の行動症状に関しても質問され得点をだして総合的に判断される。
「子供のころ、砂や水などの感覚遊びが好きでしたか?」といった具合に。
(ちなみに発達障害とはそもそも子供の発達の過程で生じるものなので、母親や主たる養育者に質問することを前提に作られている)
結果として私は子どもの頃の得点は低く、特に問題がなかった。現在の得点も、基準値以下なのでASDである可能性は低いと言われた。しかし現在においては該当する箇所や困りごとがあるので、そこは工夫していくという方向性。
どう工夫していくかというと、まず検査結果について話してもらう際に日常の些細なことを対面で確認できるのでとてもいい。わかりやすい。
質問も、「大勢いる中で誰が誰に話しているかわからなくなるときがあるかどうか」といったものがあって
「あ!私これできない!」
とか
「今は支障ないけど、仕事したらできなくなります」
とか色々な場面のことを想定して話せる。
ちなみに、この検査結果をきくというフィードバックは
医師ではなく心理士の人とやってるからすごく細かいところまで話せた!
それで個人的に思ったのは、医師だけでは、だめだ笑
医師には敬意を持っているし、内科的症状やこれといった支障もないのにこちらのペースで診察してもらって感謝してる。彼の雇う人員や、彼の考えでできたであろう院内環境も好きだ。
でも医師とは細やかな話はできない。しても忘れられる。というか診察と相談って違うから、相談するのは別途お金がかかる。ある程度話をまとめて伝えたうえで総合的に判断される。
上記のように心理士の方とは色々話したのだけど、医師からしたら「ASDには該当しないです」という一言につきる。

なので、生きづらさで困ってる皆さん。
お医者さんとコミュニケーション取れなくても絶望しないで、クリニックは医師だけで成り立ってるわけじゃないし。
カウンセリングなんかも時間やお金かかるし心理的負担もあるので必ずしもあなたにとって必要かどうかはわからない(そこを判断するのは医師)けど、
私みたいに心理検査うけて、次の回でフィードバックという通い方もありますよと。




今日、子供のインフルエンザの予防接種の予約を取ろうとして、1回目受けたクリニック(A)にワクチンの在庫確認してみた。

在庫ありませんでした。

普通に書いたけど私、一回電話するのにすごい労力いるのよね、心臓バクバクするの。
1回目受けた(A)は予約なして注射してくれたところだから、そのときは電話しないですんだのだけど、
2回目ワクチンを打つのに必要以上に電話するハメになります。

というのも、かかりつけの小児科(B)に電話したら、1回目接種した人しか予約とれないと言われた。

そんなことってある?泣きそう

すぐには頭で処理できないまま、待ったなしで受付の人はいう
「水痘ワクチンの予約はとりますか?」
うむ、下の子が水痘ワクチン2回目打つ時期だから一緒にしたくてインフルエンザと水痘ワクチンということで問い合わせたのよね。
でもね、水痘ワクチンは生ワクチンだから次の注射が四週間打てないの。打ってしまったら今シーズン2回目のインフルエンザ予防接種はあきらめるかたちになる。そのことについて考えがまるで及んでいないのに私は
「うちます」といったの。
そして淡々と予約とったぜ。

よく考えたらかかりつけの小児科(B)の受付の人、すごくクールでさばさばしていて電話怖い私からしたらすごく怖いの。ここかかりつけじゃなくていいや、と今さら気づいた私。無理しなくなった。電話が怖いっていうのをいちいち夫に話せた。成長してる。

別の小児科(C)に電話したら優しい人で、お受けできませんという同じ結果でも、対応一つで全然感じ方がちがう。
今シーズン2回目インフル受けたいなら他の病院で打てるところ探してから水痘ワクチン打ったほうがいいってすごく丁寧に優しく親身になって言ってくれた。
今度からここかかりつけにしたい。
ここは医師が早口で情報量が多すぎて……そして駐車場も少し出辛いし……ということで行ってなかった。
でも受付の方や看護師さんの思いやりが感じられるから、今度から(C)に行こう。運転も慣れてきたし、落ち着いてできるようになったし。

あと2箇所電話してみて、(C)と同じ内容だったので、今シーズンの2回目の接種はあきらめた。

「うちます」といってしまった(B)に下の子だけ連れて行って水痘ワクチンだけお願いする。
もうキャンセルの電話する労力は私にはない。ふん。



ここからは私の話ではないけど
ちょっと思ったこと。

世の中にはさ、色んな人がいるけど
やっぱりある程度そつなくこなせないと社会でやっていけない、っていう社会だよね?
でも、障害者雇用とかめっちゃ精力的にしてる経営者もいるし、そういう企業もある。
そういう人たちはやっぱり

いろんな障害を認めてほしい
というか色々な工夫の仕方を無限に考えてほしい

言葉がうまく出てこないとか
臨機応変にできないとか
視線がこわいとか
電話がこわいとか
休みたいっていえないとか
自分から相談できないとか

色々いる中で
ただたんに雇ってルーティンさせて
(ADHDの方とかはルーティン自体が苦手だったりするのに)
もう無理ですって言われないかぎり普通に稼働させるとか(休みたいって言われたら休ませるって環境がそもそも障害者雇用だし優しいと思ってる。休みたいって言えない人に対する声がけは無限に考えよう)
受動傾向のある人に色々な判断を一瞬でさせて
文句言われなければ受け入れられたと思って安心してる。
経営側は助成金もらってる以上、勉強や講習とかやってるんだろうけどね。

色んな凹凸のある人が気持ちよく働けるようにするのってめっちゃ難しい。

ミーティングだけじゃだめ
話してくれないとわからないと責めてもだめ
正論でもだめ、水準がちがう
接し方は人の数ある。









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