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あびあと#5「ファンクラブ(仮)はじめます!」

「あびあと」では、あびら教育プランのスタッフが日々、安平町の子どもたちやまちの方々と活動する中で、考えていることや感じていることをありのままお伝えします。

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さむい!サムイ!寒い!これがホンモノの冬か…!
ストーブつけっぱで、トイレのドアを開けて寝たのに、翌朝トイレが凍っていて泣きそうなかたやんが、今回もお届けします!!

今回は、私たちの新しい取り組みについて書いてみたいと思います。
具体的な内容というよりは、その背景にある想いをつらつらと…。
相変わらずぐるぐるしてますが、ぜひお付き合いください!


ファンクラブ(仮)はじめます!!

新しい取り組み…。
それはズバリ、「ファンクラブ」の設立です!

安平町の教育いいよね〜〜〜と思っている人が、ゆる〜〜〜く繋がれたら、もっとオモシロイことが起きるのでは!?
というスタッフ内での妄想を形にしてみた!という感じです。

ひとまず、「ファンクラブ」という名前にしてみたんですが、なんともしっくりきていないのです…。なので、こちらはまだ仮名称!

なんでしっくりきていないのか…そのあたりを紐解いていくと、この取り組みで目指したい世界観がより鮮明になるのかもと思うので、言語化チャレンジです!

はじまりは、もったいない!

まずは、この取り組みのきっかけになったこと(=課題感)について。

安平町の教育、そしてあびら教育プランは「遊び」「ワクワク」がキーワードになっていることが多いですよね。
そして、教育プランでは、これまで子どもたちの「遊び」や「ワクワク」を大切にし、子どもたちの好奇心がより加速するようなプログラムを実施してきました。

そんな日々の中で、子どもたちはもちろん、保護者の方や、プログラムに協力してくださる地域の方など、大人の方ともたくさん出会い、関わりをもたせていただきました。

そこで、気づいちゃったこと。

「え、大人は遊ばないの?」
「え、大人だって遊びたそうな顔してない?」
「え!大人もワクワクしてるじゃん!」
もったいない!!!!!!!

子どもが思いっきり遊んでいることに豊かさを感じて、あびら教育プランの活動に関わってくださる大人(スタッフも含めて)は、自分自身の中にも「私のワクワク」が心のどこかにあることに気づいているように見えたんですよね。

だけど、「大人」だし。あれもこれも、やることたくさんあるし…。
日々の忙しさの中で、やりたいことが、やらなきゃいけないことにのまれていく感覚…。
私も「やらなきゃいけない」が勝ってしまって、「やりたい」に素直になれず、心が痩せていくことがしばしば。

でも、安平町には、大人になっても心の中から湧いてくる「私のワクワク」を見逃さずに、形にしている人がいます。すごいなあ、素敵だなあと思うわけです。
心が痩せがちだった私も、安平町の「遊んでいる」大人たちに囲まれる日々の中で、少しずつ自分の中の「気になる!やりたい!」への感度が上がり、「やる」までのハードルが下がっている実感が…!

これらの、私が安平町に来て実感している変化。
これは年齢に関わらず、自分の人生を自分で豊かに歩んでいくことのヒントになるのではと、私は今、とても強く感じています!

自分のちょっとした変化を感じたこと。
地元の友達が遊びにきてくれ、一緒に行った
札幌のとあるカフェにて、机にあったおもちゃで真剣に遊ぶわたくし。
このあと、隣の席にいたチビっこがおもちゃを借りに来ました(笑)
きっと前の私だったら、このタイミングでは遊べなかったと思う。

「場」のチカラ

私が昔どハマりしていたドラマがありまして…。
「空飛ぶ広報室」というドラマなんですけどね。
(ブルーインパルス、かっこいいですよね!!!!今回のテーマには全く関係ないですが!!!笑)
そのドラマの中のセリフで、グッときて、いまだに頭の中に残っている言葉。

「場が人を育てる」

「仕事への意識が最初から高い人なんてそういないって。意識っていうのは場。場が育てるの。」こんな感じのセリフだったかと。
当時大学生で、仕事をしたことがなかった私ですが、「これは仕事に限らない話だよな〜」と思ったことを覚えています。

そして、安平町に来たときに、ふとこのセリフ、また思い出したんですよね。

先ほど言っていた、私の変化。
自分の「やりたい」の声がよく聞こえるようになったこと。
それが「やってみる」になるハードルが下がったこと。

これは、誰かに教えてもらったのではなく、安平町という「場」が私を変えたんだと思います。まさに、「場が人を育てる」だなと。

安平町に来たことで、より豊かな人生を歩み始めている私。
もちろん「豊かさ」の定義は人それぞれ。
けれども、自分の内側の声を聴くこと、そしてその声をもとに、自分で選んで自分の道を歩むことは、誰にとっても「豊かに生きる」上で大切なのでは?

というわけで、今なんとなくあびら教育プラン周辺にいる人たちを、ゆるく繋いで、年齢に関わらず「豊かな場」を広げることをやってみたいと思ったんです。

そして、ひとまず「あびら教育プランファンクラブ」として動いています。

とある日のガンケ山。
子どもそっちのけで、真剣に遊ぶ大人たち。

名前への違和感

「ファンクラブ」として始めたものの…。
アイドルやアーティストとかがやっているファンクラブとはやっぱり違うものだよなあと思うわけです。
あびら教育プランのファンが増えることが大切じゃないんです。(もちろんそれも嬉しいですが!)

あびら教育プランが大切にしてきた「遊び」や「ワクワク」を大切に思う大人が、教育プランをきっかけとして、繋がる。
「場」が生まれる。

その「場」から、また新しい「ワクワク」が生まれる。

その「ワクワク」がまた新しい人を呼び、また新しい「場」が生まれる。

気づいたら、教育プランスタッフが知らないところで、「ワクワク」が大量発生していて、大人も子どもも、みんながそれぞれの遊び方で遊び尽くしている。
そして、安平町で生きている人が、それぞれに幸せを感じることができている。
そんな未来を思い描いているんです。

だから、「ファンクラブ」って、なんか違うなって。誤解を招くなと。笑

ファンクラブ(仮)の案内パンフレットの裏面

ファンクラブのこれから

「ファンクラブ」という取り組みの裏にある想い。
少しでも伝わっていたら嬉しいです。

すでに、数人のメンバーを迎えて、Slackというアプリを使いながらファンクラブが動きだしております。
とりあえずやってみよう!で始めたので、整っていないところも、決まっていないこともたくさん。
やってみて、意見をもらって、改善して…を繰り返しています。
早速、メンバー同士で共鳴して、面白そうな企画が走り出しています。

1ヶ月ほどのトライアル期間を経て、12月21日(土)にまなびお中アリーナで行われる、あびら教育プランのイベント「クリスマスフェス」にて、正式に「ファンクラブ(仮)はじめました!」と皆さまにお知らせをする予定です。

ぜひきてね。


今回の投稿を読んで、「その世界観、共感する!」「ファンクラブ(仮)気になる!」と思ってくださった方は、ぜひスタッフにお声がけください。
ご案内します!

そして、そういう想いなら、「ファンクラブ」じゃなくて、「〇〇」って名前がいいんじゃない?というアイデアもぜひお願いしたいです!!!!!!

きっと、この先もずっと「ファンクラブ」は未完成なんだと思っています。何をもって「完成」とするか分からないので!笑

だからこそ、ロマンを、世界観を共有している方と、これから一緒に創っていきたい。創り続けていきたい!

どうなるか分からないけど、なんかおもしろそうな予感がしてるんです!笑
行先は決めず、ただ、おもしろそうな予感がする方へ、私たちは旅を続けようと思います。一緒にどうですか?


ということで、今回はここまで!
次回もお楽しみに〜!クリスマスフェス、ぜひ来てください〜!

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