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「あびら教育プランとわたし」Vol.19〜「伴走」ってなに?〜

あびら教育プラン」に何かしらの形で関わってくれた方々の想いを聞く連載企画、「あびら教育プランとわたし」。
8月から約1ヶ月間「地域おこしインターン生」として「あびら教育プラン」に関わってくれた、”おもち”こと冨永楓(とみなが かえで)さんに、インタビューを行いました!


自己紹介をお願いします!

 福岡女子大学 国際文理学部 国際教養学科4年の冨永楓です(留学のため1年休学していたので、大学は5年目)。大学のゼミでは哲学教育について学んでいます。大学1年のときから、子どもたちと自然の中で思いきり遊ぶ活動をしています。生まれも育ちも福岡だったので、北海道の過ごしやすさにびっくりしました!笑

今回のインターンに参加したきっかけはなんですか?

 大学卒業後は子どもたちの興味を深掘りしていく教育に携わりたい、と考えていたところ、あびら教育プランを運営している株式会社FoundingBaseを見つけました。内定をいただいたのですが、入社前に実際の様子を見て体験したい、と相談したところ、このインターンを紹介していただきました。

主にどんな活動をしましたか?

 あびら教育プランの遊育やあびらぼ、ワクワク研究所の運営スタッフとして子どもたちと関わりました。加えて、遊育ぷれいばのミニイベントの企画やあびらチャンネルの撮影・編集もさせていただきました。


活動してみてどうでしたか?

 あびら教育プランスタッフとして子どもたちと関わる中で「伴走」についてたくさん悩みました。ゆういくマルシェの準備で看板づくりを手伝っていたとき、「いいね!すごい!」とばかり言っている自分がリアクションマシーンのように感じたことがありました。それがきっかけで、「子どもたち自身で進めることができているのに、自分が介入している意味ってなんだろう?”伴走”って何だろう?」と考えるようになりました。
 それから、子どもたちとの関わりやスタッフの皆さんとの話を重ね、自分なりの「伴走」について考えることができました。

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”伴走”については、私たちも日々悩みながら、議論しながら向き合っています。
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今”伴走”をどのように考えていますか?

 伴走とは、「相手が自分の人生を豊かに生きる人になれるように一緒に走ること」だと思っています(今後変わっていく可能性あり)。どんな人かというと、「自分が居心地のいい場所が分かっていて、思い描く場所を実現するためにまわりの人と一緒につくりあげることができる人」のことです。そんな人が増えていくと、住んでいる人にとってもまわりの人にとっても魅力的な町や社会になっていくのだと思います。
 そのために、遊育では自分の好きを見つけることや好きをまわりに認めてもらうことを大事にしたいし、ワクワク研究所ではその子のやりたいことと可能性が掛け合わさった「挑戦」を大事にしたいのだと思います。伴走する相手の状況や段階によって伴走の仕方は変わりますが、その根底には「自分の人生を豊かに生きる人になれるように一緒に走る」があるのだと思います。


今後、活かしたいと思うことはなんですか?

 福岡に戻ってからの活動でも、目の前の子どもがどんな状況で、どんな問いを投げるとよいかを考えながら「伴走」していきたいと思います。
 「伴走」について考えが少しまとまったからといっても、思い通りにならず悩んでばかりでしたが、インターンの私を笑顔で受け入れてくれる子どもたちや町の方々、話を聞いて一緒に悩んでくださるチームの皆さんがいて、幸せな環境でした。安平町での生活すべてがすっごく楽しかったです。ありがとうございました!

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ありがとうございました!
”伴走”について、さまざまな経験を踏まえ考えたことをまた教えてください!

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