安平町が行う遊育推進事業って?
まず・・・・。遊育推進事業を行う、安平町はご存知でしょうか?
安平町(あびらちょう)は、札幌市から約50kmの道央圏内、「北海道の空の玄関」新 千歳空港から約17km(約20分)、「北海道の海の玄関」苫小牧港から約25km(約30分) に位置する人口約7,800人、面積237.1km²のまちです。
町内には、高速道路インターチェンジや札幌~帯広間を結ぶ特急列車も停車するJR 追分駅があるなど、北海道内でも比較的交通の利便性が良いまち!
そんな、安平町で行っている遊育推進事業。地方創生の一環として行っています。
そもそも、「遊育(ゆういく)」って言葉は聞いたことありますか?なかなか、聞き慣れない言葉ですよねーー
遊育推進事業の話をする前に、「遊育」そのものについてお話をさせてください。
「遊育」は、字の如く・・・。
将来必要な基礎動作(身体能力)、知性、社会性をバランスよく”遊び”の中で身につけていきながら、健やかなる子どもが育つことを言います。
特に、幼児期においては様々なことに触れることで五感・感性を刺激していくことが大切なようです。
刺激をしていくことで、脳の発達を促進させていくことができ、それらが結果として自己形成(私の世界=自分の考え)をしていく上では必要だと言われています。
五感や感性を養われていく中で、リアル(実体験)な体験が欠かせません。
・木に触ってみたら、「ざらざら」していた
・葉をさわって、「さらさら・とげとげ」していた
・コケを触って、「じめ、じめ」していた
といったように、これらはゲーム・ネットの上では実感することはできません。リアルなことに触れることが、感性を豊かにすることができます。
安平町が取り組む、「遊育推進事業」ですが。
これまでも、子供達の”非認知スキル”の向上を目的とし、充実した「遊び」の提供を行なってきました。
しかし、町内のアンケート調査では、児童館や放課後児童クラブ、習い事などをして過ごし、休日もゲームをして過ごす、もし外で遊んだとしてもゲームを持って近くの公園などに集まるといった過ごし方が多い・・・。
実際のところは「充実した遊びを提供できていない」ことが分かり、このような実際の問題を踏まえ「機会・場所・遊びそのもの」の3つを提供し、子どもたちに遊びを通じて成長してもらう機会を作っています。
①機会・・・・・・遊びのプログラム提供
②場所 ・・・・・既存の自然環境を活用した遊び場の開発支援
③遊びそのもの・・1人でも、自宅でも遊べるノウハウの提供
加えて、現在安平町では、日本ユニセフとの協働により、日本型CFCIモデル検証作業自治体に委嘱され、子どもの権利擁護や子ども参画による「子どもにやさしいまちづくり」を目指しています。
この理念と「遊び」を融合させるため、今後はより一層子ど も達の意見をふんだんに取り入れながら、上記3つの視点による「遊び」を提供しています。
「遊び」を推奨する、町。
まさに、それは・・・。
Toy town!!!
子どもにとって、遊びこそが生きることです。
たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさんくやしんで、
遊んでみませんか?
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