スクウェア・エニックス 断捨離!
昨日は、ファイナルファンタジーから純流動資産という考え方を見ていきました。
スクウェア・エニックス 純流動資産|北村 悠 (note.com)
今日はセグメントをおっていきます!
まず全体の業績ですが、売上高昨対Δ6.6%だそうです。
ヒットがなかったのでしょうか??
営業利益はΔ17.6%
でも為替差益があったため、
経常利益はΔ6.7%
に留まったそうです。
そこから、
海外スタジオや一部IP(知的財産)を手放して
最終利益は16.4%だそうです。
ちなみに各利益の額としては全て黒字です。
セグメント別に見ていきましょう。
① デジタルエンタテイメント事業
今期はファイナルファンタジーとドラクエで売り上げているけど、
前年調子が良かったOUTRIDERS、NieR Replicant、マーベルにはかなわず減益ということだそうです。
売上高は1,843億円で昨対Δ12.9%
いくら強いブランドを持っていたからといっても、売り続けるって本当に難しいことですね。
② アミューズメント事業
アミューズメント施設が好調で
売上408億円で昨対+23.3%
③ 出版事業
コミック・ゲーム関連雑誌などの売り上げで、
売上210億円で昨対±0%
④ ライツ・プロパティ等事業
キャラクターの管理みたいなことをやっている事業のようです。
売上119億円で昨対+13.8%
と、セグメントを見ていくと、
全然散らかしが見受けられない会社ですね!
今期の業績は下がってはいるものの、利益は出しているので頑張って開発していただきたいところです。
昨日気になったコンテンツ制作勘定は
資産の部において特段詳細の説明はありませんでした。
まぁ想像通りかと思います。
スクウェア・エニックス 純流動資産|北村 悠 (note.com)
また、財務外ですが、従業員が1,000人近く減っていて、4600人くらいになったそうです。
これは連結子会社を売却したからだそうです。
昨日触れませんでしたが、投資その他資産が6億円くらいへっています。
また、うえで触れた通り、海外のスタジオやIPも手放しています。
これは、【事業構造の最適化】を図っていることによるものです。
要は今、断捨離してるんですね。
その意味では、確かにセグメントもちゃんと綺麗に多角化して散らかし感はありません。
常に断捨離を進めながら経営しているのかもしれませんね。
特にFFとドラクエがくっついた会社ですから、
余計な物を片付けて整理していかないといけないのかもしれません。
というわけで、絶賛断捨離中のスクウェア・エニックスでした。
ゲーム会社と一言でカテゴライズしても全然異なりますね!
ソニーはコングロ
任天堂は半導体の影響でハードが伸びず
バンダイナムコはガンプラ工場
でした!
そしてスクウェア・エニックスが断捨離!
まだまだやりたい会社もあったのですが、
次はちょっと業界飛び越えようと思っています。
ではまた、
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