清沢教学の闇を越えて​「脳内現象としての念仏を問う」

清沢教学の闇を越えて

​「脳内現象としての念仏を問う」

zoomオンラインミーティング

日時10月14日(水)20時から22時

参加自由 顔出し・発言の有無も自由

参加無料

ZOOMイベント当日参加ボタンは下記公式ページ内にあります




〈ゲスト〉  

落合誓子さん


オンラインミーティングの趣旨

(落合誓子さんより)

 

天皇を祭り上げて作った明治という時代。「新しい国造り」なるものに、結果的に大いに加担した、明治の真宗が私は今とても気になっています。

 

私は北陸の寺に終戦と共に生まれました。教育・文化・家庭の「そこ此処にある明治の残骸」と近代教育(見せかけの民主主義的教育)との間で軋みながら育ちました。自分がバラバラに切り刻まれる感覚がいったいどこから来るものなのか。その正体を探り当てるまでに大変時間がかかりました。

 

戦争に夫や子供を失った女達。そんな女たちを救った私の寺の本堂で、彼女らは保守の岩盤を支える国民の一人となっていきました。

 

自分の苦しさは社会そのもののありようと深く関わっていると言う事実をただの一度も問う事なく、彼女達は本山と靖国神社に死ぬまで詣で続けました。

なんでこんな悲惨な人達を私たちの真宗は育ててしまったのか。

 

その闇を追い続けたら、私は清沢教学にハタと行き当たってしまいました。

 

本堂で語られるお説教の数々は「自己とはなんぞや」と言う深遠な問いを手がかりとして「愚かしい凡夫の自分と出会って行く」と言う話に落ち着きます。深く納得しうなづく事で感動と共に自分の環境を受け入れて行く事になります。これで良いんだろうか。

 

私は到底納得できません。こんな人たちが沢山居てくれたら、そりぁあ都合いいよなぁー

 

人権が一つ一つ掘り起こされていく、今の時代に少なくとも通用するものではありません。社会が変わらなければ生きられない人達はどうなる?

 

女性差別・人種差別・部落差別・性的マイノリティは・・・・

 

「私は差別されたからこそ有難い御念仏に出会いました」

 

で・それから・・・・。その先がありません。こんな話は社会的な課題としてはとても失礼な言い方をすると「苦悩のすべては気のもち用一つで転換できる」と言っているにすぎません。

 

恐れずに言えば清沢教学の闇を明らかにしないと、信仰の社会性は到底獲得出来ません。

 

福島で苦しむ人たちが見えていますか。本当のことを言ったら生きて行けないので歯軋りしながら生きている人が見えていますか。毎日汚染されたたべものを食べさせられていて平気ですか。

 

念仏の教えに出会うと言う事はそんな人たちが見えてくると言う事です。自分を問うと言う事は社会が見えると言う事です。社会が見えたら元気がでます。そこら辺のところをご一緒に話したいと思います。

 

〈パネリスト〉

 

長澤靖浩(あび)

 

目から鱗という言葉があるけど、もう脳味噌一新とも言えるぐらいのことが起こることはある。

視界が変わって、今までの闇が晴れる。それは素晴らしいこと。

僕は思春期に親鸞やバグワンに脳味噌一新されて解放された。

上の世代にはマルクスでそれが起こった人々がいる。

下の世代には自虐史観を超えよと言われてそれが起こった人々がいる。

問題は最初に解放をもたらした思想や人物に固着してそこに留まり、こだわり、執着すること。

そのことが今度は自分に限界を作ってしまい、生きづらくさせてしまっていても。

そのことが逆に他者にとっては押し付けになってしまっていても。

私たちはダイナミックに更新し続けることで初めて各々の切実な思いを縒り合わせていくことが可能になる。

そのことについて覚醒することができ、創造的に生きることができたら・・・・私たちは分断を超えて、世代を超えてつながり、宗教も国も越えてつながり、and the world will be as one.

 

高橋啓(PremRafia)

このサイトのまとめ人。

昭和48年生まれの47歳。

80年代に教育を受けた私の

今までの歩みをつたないながら 

パネリストで参加させてもらいます。

なんで、今の息苦しさがあるか

80年代に教育を受けたという事はどういった意味を持つのか?

そもそもはどこからはじまったのか?

なぜ、当時、

漫画家・小林よしのりにハマったか?

おぼっちゃまくんは少し年下の小学生男の子の間で人気でした。当時はバンドブーム。宝島ではゴーマニズム宣言の前身である「おこっちゃまくん」掲載、そしてゴーマニズム宣言に変わっていく。それを読んで育った高校時代〜戦争論へ。

そして時を同じくして

同世代の雨宮処凛さんが24歳の頃ミニスカ右翼として政治団体「民族の意思同盟」に所属中。

雨宮処凛主演映画「新しい神様」を見に行った。

雨宮処凛バンドは「維新赤誠塾」から「大日本テロル」へ。当時、数回お会いして

「大日本テロル」ライブ参戦、2回経験。

同じ日にお台場で 台湾論が出た頃「ゴーマニスト大パーティー」に参加。

夜は渋谷で

よど号ハイジャック事件の娘を囲む飲み会にも参加経験有り。

そして雨宮処凛さんが現在のプレカリアート活動になって行ったか…などなどの流れ…この

明治〜戦争〜現代ーーそして天皇制ーーー

世代間の分離を繋げて

その「わからない」を世代を超えて解き明かす。


下記公式HPにZOOMイベント当日の参加ボタンがあります。
https://sukisukinoko.wixsite.com/website-7



 

 

 






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長澤靖浩
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