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救済の正機

初めから不二であり、救うものも救われるものもない。しかし、分離の幻想の中でそれを忘れている存在があるから、その存在が救済の正機である。忘れているから、覚知してもらう必要がある。そこに働く力を仮に本願と呼ぶ。けれども、この世に生まれて一度も忘れないものなどいないから、実は全員が救済の正機である。


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長澤靖浩
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