シェア
長澤靖浩
2021年9月4日 10:28
(2012年facebookより) 三並夏「平成マシンガンズ」再読。たぶん三回目。「いじめ」を描いて、重松清の「十字架」とどちらがよりリアルで心にしみるかというと、僕なら「平成マシンガンズ」をとる。 三並夏がこれを書いたときは15歳の中三だ。リアルなだけではなく、小説としての体裁もちゃんと整っているし、文章はぎらぎら屈折しながら練り歩くし、天才的だと思う。 重松は確かに想像力でどんな