VRChatで「サイコロトークだけのルーム」を開設した話
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はじめに
2023年2月11日に、VRChatのCommunity Labsに「サイコロトークだけのルーム」をアップしました。
そのワールドを開設するまでの流れをまとめてみます。
とはいえ、技術的な話はほとんどありません。
コンセプトを考える
VRChatを始めてみたけど、初対面の人と何を話したらいいのかわからないという話を聞いたり、サイコロトークのギミックがあるワールドでイベントに参加した際に話が盛り上がったことがありました。
つまり、「話のネタを提供するサイコロトークに特化したワールド」があったら、初心者さんをはじめ多くの方に使ってもらえるかもと考えました。
リサーチする
同じように、サイコロトークに特化したワールドがあるか、リサーチしました。
すごろくの要素を含んでいて、幅広い話題で盛り上がれるワールドはありますが、サイコロトークに特化したワールドは無いようでした。
アセットを探す
私自身は、スクリプトやソースコードを書くわけではないので、BOOTHでワールドを構築するために必要なアセットを探しました。
最低限必要なのは、トークをするための部屋とサイコロのギミックだと考えました。
以下の2つのアセットを購入しました。
Unityでワールドを組み立てる
VCC(VRChat Creator Companion)からUnityを立ち上げ、Hierarchyにオブジェクトを配置し、大きさ、位置などを調整しました。
特に、部屋の大きさに対して、アバターの移動スピードが遅いとイライラするかと思い、走るスピードを速く設定しました。
案内板を作る
ワールドに表示する案内板は、Canvaで作りました。
簡単な遊び方とワールドを作るために使用したアセットの出典を書きました。
動作を確認する
ワールドをUnityからVRChatにアップし、Privateの状態で、リアルTrusted弟やQuestコロニーに集まっていたFriendさんたちに動作確認をしてもらいました。
ライティングの関係で、アバターやサイコロが影になってしまうのを修正したり、無言勢さんのためにペンを追加して、Community Labsに上げました。
さいごに
「サイコロトークだけのルーム」は、BOOTHにあるアセットを組み合わせて作っただけなので、完全な自作ではありません。
きれいな風景のワールドやゲームを作る能力は、自分にはありませんが、アイデアやコンセプトがあればワールドを作ることができます。
ワールドを作るのが難しそうと思っている方は、まずはBOOTHにあるアセットを組み合わせてチャレンジしてみてください。
ちなみに、こんなワールドもあります。