見出し画像

創作は至上命題だと何度でも宣言し再構築する。そもそも創作って何。


※サムネは創作論をあまり語れない作者が見得とともに貼った画像ですのでそのへんを踏まえてお読みください。



こんにちは。

毎度体調不良の阿部梅吉です。

今回は創作と生活、とりわけ人生について考えた駄文を垂れ流そうと思った次第です。


駄文、というごはあまり好きな言葉ではありませんが、大方の自己啓発本が毒にも薬にもならないように、今この文章を見てあなたがどんな気持ちになるのかは私にはわかりかねます。


小説を書いているときは絶対に自作は面白いと思いますし、読者をどこかへ移動させられるだろうと、いや移動してやろうと躍起になるところもありますが、これは100%個人的な、言うなれば生活が破綻仕掛けて頭を垂れてどうしようどうしようと同じことばかり考えているウロボロスの戯言であります。


私は普段から


【小説の書き方がわからないしわかったことがない】


と度々呟いてる一次創作作家なのですが、

まあこんなこと言ってるんですけど、私、一時間に4000文字は普通に書けるんですよ。

今私はスマホでフリックしてるから遅いですが、PCのキーボードだとだいたい一時間に3000から4500くらいは書けます。

遅いのか早いのかはわかりませんが、とにかく体調が優れてさえいれば書けます。

と同時に、毎日毎日溢れてくる創作論を見ても、
はあ、すごいなあ、どうしてみんなこんなことわかるんだろう、と途方に暮れています。

誇張でもなんでもなく、創作論を語れる人はすごいと思います。 

私が語れることといえば、寝るのは大切だ、とりあえず完結させてみたら、くらいのものです。

そんなわけで、未だにどうやって自分が文章を書いてるのかわかりません。

それに対して
【言語化しないのはサボりではないのか】
との反論ももちろんあると思いますが、
あるスポーツ選手が自分のノウハウを本にしたところ、全く成績が振るわなくなった、という話を聞いてから、極力言語化を避けています。

というのも、私も似たような体験をしたことがあるからです。

大学のときに小型動物の手術をしていて、逐一ノートに書き込んでたんですけど、いかんせんうまくなりませんでしたね。


と、言語化を最低限に留め、細かいことを気にしないほうがスキルが上がっていく例を私は知っています。

それを見ても「言語化のプロセスが正しくなかったからではないのか」と思われる方もいらっしゃると思いますが、たしかにその側面もあると思います。


が、私はそもそも

「言語とは不完全なものである」

と思ってます。
 
そもそも


言語って「解像度が恐ろしく低い」

んだと思います。

私は常々、「可愛いという言葉を3つ以上に分裂させるべき」と思ってるのですが、その意味はなんとなくわかると思います。

赤ちゃんがかわいいのと、20歳の彼女の仕草が可愛いのと、町で見かけた流行の服がかわいいのとでは、意味も感覚も全く違うと思います。

私はそのような現象に時折イライラして「おにはゃはかた」とか「さなかまわはを」みたいに適当に名前をつけますが、なかなか浸透しません。
自作にバリバリ自分語を出していけばいいんですかね。 
今度やってみて、数年後研究者たちを混乱させようと思います。

話は少し逸れましたが、言語って世界に対して恐ろしく解像度が低いんだと思います。


もちろん研究や文化が発展し新たな発見がなされるたびに単語は増えていきますが、今私が例に出したように、日常、一般的な雑談に使用される言語の浸透ってハチャメチャに難しいですよね。難しいというか、なかなかなされない。

創作論を一般化できない理由は、「創作というフィールドがあまりにも自由すぎる」という点にもあると思いますが、これを書くとマジで長くなるので割愛します。

とにかく、創作の神は大抵のものを許容してくれるよ、と私は思っているのです。


第三に、作家の役割というか性分みたいな点もあると思います。

作家は山を遠くから眺めるのではなく、自ら登ってみて降りてみて、それでもまだ納得しない人たち、と春樹が仰るように、
創作論を語りだすときに「まず創作とはなんだ」を考えてしまう人間だと思います(異論あれば教えて下さい)。


※ちなみに私自身は、かなり端的に言うと

「創作とは愛を基盤とした何らかのエネルギーを作り出せる行為である」
と暫定的に定義しています。

(補足すると、恐怖や性欲やらは愛を基盤にしているのか、と問われると私にはまだわかりかねるところがあります。

生物の進化において恐怖が愛よりも先にあった可能性は高いです。

愛は個体差を超えて種が協力し合うときに初めて生まれる概念なので、個人戦略で生き残るなら愛よりも恐怖が勝ったほうが有利かもしれませんね。そのへんはホルモンの関わりや進化など全然調べてないのでわかる人がいれば教えて下さい。

ただ、ヒトが社会を営む上での基盤は愛であり、小説を「時も場所も超えて誰かを移動させる装置」だとした場合、上記の暫定解にたどり着くわけです。このへんの見解は全くわからないので正直皆さんに聞きたいです。)



話はまた逸れましたが、

作家とは創作論を語る前に「とりあえずの【小】さな仮【説】を書いてみる存在」である気がします。

勘が良い読者はお気づきでしょうが(大好きです)、私自身、物語とはなんなんだろう、と思って書いてみた小説があります。

完結してます。

しかし、未だにその答えはわかりません。

掴んだと思ったらまた新しい扉を提示してくる。
自由奔放で、器のでかい神様の服の裾を追いかけて、おそらく一生を終えるのでしょうね。本望です。

作家以外の人は、おそらく【端的にわかる定義を提示しろ】と思われるかもしれませんが、そんなことできたら十万字も二十万字も書く必要がないわけで、でも私たち作家にはその必要があるわけで、、、、

うーんこの悩ましく度し難いほど面倒くさい作家の性癖をどうかご理解くださいとしか言いようがありません。

ただ、少しでも作家だ、と思える方には、聞いてみたいです。


創作とはなんですか、物語とはなんですか、小説とはなんですか、と。



一言で終わらなかったら、ぜひ作品を書いてください。
私は喜んで、ウキウキしながら読みます。


そもそもこの文を書いたのは、

【言語化しないのはサボりだ】
という論調を見たからです。

たしかになあと思うこともありますし、

しかしそれでも、
【しないほうがいいときもある】とも思います。 

前述のノウハウの件はまさにそれですね。



ただ、言語化したほうがいいこともあると思います。

それは

なるべく素直な気持ち



これからやりたいこと

の2点です。

PDCAのPは細かく、Dはテキトウに。

うっそーそんなのありい?!

と思われるかもしれませんし、私自身いつもいつも真逆にしてきたので違和感を覚えるし、なんてテキトーな、、、と呆れるかもしれませんが、実際にこれでうまくゆくのだからしょうがない。

そうじゃないタイプの人は教えて下さい。


とはいえ、

私は元来感情の即物的な言語化が苦手です。

身体表現性障害とアレキシサイミア(失感情症)のケがあると実際に医者に言われてるので、苦手も苦手です。

そもそも感情を認知する能力がなさ過ぎるのです。

それでストレスを感知できずに寝込む、を繰り返して、社会人として良くない状況に追い込まれてもいます。

社会に対する不満は作品で昇華させるため、ここでは割愛するとして(JOKERでも見てきてください)、

自分のストレスに気づかないことは私個人としてめちゃくちゃマイナスに作用します。

ストレスを感じるたびに寝込んでる生活に終止符を打ちたいなあと思いました。 


そんなわけで、生活を見つめ直し、ドラスティックに変化させようと思った次第です。


まず、そもそも私が人生で一番大切なことは何か、と聞かれたら、無論創作になります。
これをしていないと息が詰まるので、必須です。

しかし実際は体調不良によりできていないのが現状です。


仕事で疲れ 

家事できない

創作できない

寝たきり

オフ会行けない

イベントいけない


と、なんとも負のループです。


また、個人的に今の借家もそこまで気に入ることができないので、
一旦実家にでも帰ってみようかと考えています。

その次に仕事や恋人やら友人やらに優先順位をつけなくてはならないのですが、
今の仕事に限定して言えば、創作のための安定した生活基盤作りの意味合いが強いので(もちろん仕事が嫌いではないが、私にとって創作が大切すぎるだけの話である)、

自ずと愛すべき隣人たちと離れることを決断しなければならないのだが、

正直に言うと私は限界である。


家事をしながら泣いたり、
雑務をしながらこのまま包丁が腹に刺さったら、と一瞬頭がよぎることもあった。

それくらい今は疲弊して何も考えられないのである。

私にとっては一人暮らしが、仕事ををしながらの家事がこの世で二番目くらいに嫌いであるみたいだ。
一番は無論戦争である。

申し訳ないが、
いや、本当に友人たちと別れるのは辛いが、正直大家族実家に戻って家事を分担したいという気持ちが強い。
それくらい家事が嫌いである。 

今ここで誰かに
やればできる、 
とか言われてもまた寝込むだけだ。

そうなんだ。

やればやってやれないこともないけれど、その代わり3日寝込むんだ。

しかも一週間くらい涙が止まらないんだ。

私は完全に家事ノイローゼになっている。 

大方の人間は家事をある程度こなすので、私のようにダイレクトに心身に影響が来るタイプがどれだけいるかわからないが、とにかく仕事しながらの家事だけは無理である。

同じような症状の人がもし周りに理解されず困っていたら、この文章を見せればいい。

私は家事をすると寝込みます、と。




とまあ、長々と書いてきましたが、

創作に一番必要なものは、私にとっては安定した生活基盤です!

それをちゃんと固めようぜ
でも一人はもう限界だぜ

というムンクの叫びでした。


限界OL日記も年末で終わりの可能性は高い。


これからは
梅吉のていねいなくらし無印良品女子ブログ♥
を定期的に垂れ流す所存である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?