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【書評】柔らかい発想のしかた。 『クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST "君がつくるべきもの"をつくれるようになるために - オースティン・クレオン』

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アーティストのように世界を観よう
僕らは時間を経るほどに日常の当たり前が身体に染み付いてしまい、少しでも例外から出ようとすると違和感を感じてしまう。
アイデアを出そうとしても出るときと出ないときがある。
頭が凝り固まっていると出てこない。
もっと自由に表現しようと思っても、そんな突発的に生まれるわけではない。
では、どうするのか?「盗む価値があるものを探す。」
分かり易く表現すれば、真似る。
真似る価値があるものを創作する。
まずは行動。つくり続ける過程で自分を知る。
出来るまでは出来るフリを続けるのである。

好きなことを書き、パソコンから離れ、ぐずぐずを大切にしよう
心を動かす行為をもっと大切にしよう。
自身の心が動けば目の色が変わり、相手にも伝わる。
まずは好きなことを書き、つくり続ける。自分のしたいことを仕事にするのである。
そして、時にはパソコンから離れよう。スマホも同様に。
手を動かし、身体を動かすことでアイデアは生まれやすくなる。
アイデアを編集し、アウトプットするまでは徹底的に刺激を受ける瞬間も必要だ。
ときにぐずぐずしてしまうときもある。
時間の余裕がない人は、思考停止の状態で動き続けてしまう。
ボーッとする時間が実はもっとも記憶の整理に役立ち、情報を編集する準備の時間となっているのである。

ケンカをしている暇があるなら何かつくろう
世の中に対して不満を探したら山のように見つけることが出来る。
何かを発信し続けたり、誰かと出会い続けたり、何かをつなげようとすると合わない人が現れる。
距離感が近すぎると気になってしまいケンカしてしまったり、遠すぎると疎遠になってしまったりと誰かに振り回されてしまっては摩耗してしまう。
そんな暇があるなら何かをつくり続けよう。
誰かに依存するのではなく、積極的に関わり、是々非々でつながれば良い。
誰もあなたのことを気にしていないし、恥と感じる必要もない。
才能があるヒトの真似をし、表現し続けることで価値を探すのである。

評価を求めない
他人の評価は当事者の客観的な人物を掘り出す。
ジョハリの窓で言うところの「開放の窓」が広いほど、共感を得やすいのではないだろうか。
ただし、評価を求めてまわってしまうと誰かに依存しがちに陥ってしまう。
組織に所属すると評価の連続だ。
気にしようと思わずとも気になってしまう。
反応は結果であり、客観的に判断する必要がある。
データでトラッキングしやすくなった時代、僕らは数値で分析できる。

『クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST "君がつくるべきもの"をつくれるようになるために - オースティン・クレオン』



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