曽祖父、カリフォルニアで農業を営む
明治時代にアメリカへ渡った日本人移民の多くは、農業労働者として働いていました。彼らは渡米当初は小作人として低賃金で労働していましたが、やがて土地を借りて農業を営む人が出てくるようになります。曽祖父・保次郎もそのパターンだったようで、祖母(保次郎の長女)の子供時代にはカリフォルニア州のストックトン(Stockton)かオーウッド(Orwood)の辺りに農場を持ち、人も雇っていました。
これは農場の写真です。表には「September 7th,1910」、裏には「吾等の状態 其