新日本風土記「秋葉原」 2016年9月17日

先日(2016年9月9日)放送の新日本風土記では「秋葉原」を取り上げていました。

戦後から
  「混沌としている」
のが最大の魅力と思いました。
形を定めないから何でも受け入れてしまう。
先見の明があったからではない。
人の言葉を借りれば
  「やってみなはれ」
ということかな?
でも決して上から目線ではない。

ヨドバシAKIBAには世界中からお客さんが来るとのこと。
その昔、唐の都の長安は100万人都市で、世界中から人が集まっていたそうです。
司馬遼太郎は、
  「過去に行けるとしたらどこに行きたいか?」
と問われて、
  「長安」
と答えたと覚えています。
秋葉原は大袈裟に言えばかつての長安の風景に近いのかもしれない。

秋葉原から御徒町方面、浅草橋方面も何度歩いても面白くて飽きません。

形を定めることによって差別化している(生き延びている)街の息苦しさとは対照的。