朗読劇「青空」 2019年8月16日

#朗読劇 #青空 #方南ぐみ #松井珠理奈
#三越劇場 #2019年8月16日 #14時

じゅりなのTwitterだったか?
朗読劇に出演することを知って、だけど彼女の名前で申込むキャスト先行販売期限を失念し、先着先行も逃し、一般販売開始まで待って、チケット未だ残っているかな? とビクビクしながらチケットぴあを覗くと、・・・あった。
早速申し込んだけど、2階の最後列。
まっ、仕方ない。彼女の姿を確認したら後は声を聴くだけ、と割り切ろう。

そもそも朗読劇なんてまず行かない。覚えがあるのは「恋工場」。2016年9月だった。これは48グループのイベントだったから、一般の(48グループから見れば外部の)朗読劇は恐らく初めて。
更にそもそも、三越劇場に入るのも初めて。

緞帳は最初から上げられており、舞台上が丸見え。
イスが4つと、各イスの傍らにペットボトルが。

下手から、村田雄浩(父親、松原:脱走兵・・・2役)
     染谷俊之(大和:息子)
     松井珠理奈(麦:柴犬、芝犬?)
     鈴木砂羽(小太郎:キジトラ)

柴犬は「柴」の字が一般的にも学術的にも通っていると思います。じゅりなもTwitterで「芝犬」と書いて後、「間違えた」と「柴犬」に訂正しています。しかし、劇場ロビーで販売されていた絵本では「芝犬」と書かれています。単なる誤植なのか、意味があるのか?
不明です。

さて、1時間45分間の朗読劇でしたが、緊張の糸が途切れることなく想像力を掻き立ててくれる舞台でした。
朗読を長時間聴いているだけなんて退屈じゃない? という声が聞こえてきそうですが、そんなことは全くありませんでした。
(朗読劇の魅力にハマっている人が必ずいると思います。)

村田さん、上手いなぁ~!
腹の底から出す声の強弱、話すスピード、緩急を付けた言い回し、流石役者さんです。
染谷さん、前半、滑舌がちょっとどうかな、と感じたけど後半調子が出てきました。
じゅりな、声が小さかった。
鈴木さん、ちょっと早口だった。
4名はイスに座りっぱなしではなく、特に村田さんは途中何回か立ち上がってイスの周辺をウロウロしたり、座る向きを変えたり・・・。
また、4名とも自分の台詞が当分無いときは一旦袖に捌けて、また戻ってくるということもありました。
舞台の背景には照明が当てられ、その時々の場面を多少演出していました。
もちろん音響もありです。

ストーリーは・・・、これは朗読劇を実際に観劇して知ってもらうのが一番だと思います。丁度本日18日が千秋楽だから今更間にありませんが。いつかどこかで・・・

兎も角、ワンちゃん、ネコちゃんが人間社会に如何に溶け込んでいて、家族以上の存在になっている、ということがよ~く分かります。だから、ワンちゃん、ネコちゃんの存在自体を尊重し、人間と同じ目線で会話しなくちゃ、と痛感しました。ワンちゃん、ネコちゃんは人間のことをよ~く見てますよ。ワンちゃん、ネコちゃんの感受性を多くの人間も持つことができたら、より幸せを感じることができる社会になると思います。

ホントに素晴らしい朗読劇を観る(聴く)ことができました。
終盤、多くのお客さんが涙を流している姿を見て、心が洗われた気分でした。