レディ・ベス 2017年10月30日
再演、面白かった!!
3年前の5月に観劇して以来2回目。
アン・ブーリンの歌声を聴いただけで劇場に足を運んだ甲斐があったと思う。
役柄上、重く低く歌うその声は私の心に響きます。
劇場内の空間を満たすたっちん(和音美桜)の歌声は何物にも代え難い。
この演目、話が非常に分かり易い。
中世の物語は登場人物の関係が複雑、
横文字の名前も当然ながら馴染みが無い、
というのが一般的かと思うが、
これは導入部分の説明が上手く、
話の展開もゆっくりなので分かり易い。
もう一つ、
円形の八百屋舞台がアクセントになって視覚的にも飽きさせない。
これは上手い創りだと思った。
再々演があればまた是非観よう、そう思わせる舞台でした。
以前観た「王家の紋章」で見つけた平方元基も出ています。
独特の雰囲気を持っていてやっぱりよかった。
(イメージとしては、一見チャラ男のように見えるんだけど実は頭が良い好漢。)
(写真はW主演の花總まり(左)と平野綾)