出雲と大和 2020年2月14日
#日本書紀成立1300年 #特別展 #出雲と大和
#東京国立博物館 #平成館 #2020年2月14日
#梅図襖 #横山大観
だろうとは思ったけどね、地味だった。
19時過ぎに博物館正面に。普段の金曜夜ならばもう少しお客さんがいてもおかしくないのに閑散としている。本館前の広場にほとんど人がいない。こんなこと珍しい。平成館以外では特別な展示をしていないから?(特集はあるものの、特別展はこれだけ) ということは平成館も空いている? 人気ある特別展だと平成館から帰って来るお客さんがぞろぞろいるもんね。キッチンカーもいないし(この時間だとそもそもいないか)。
書くことないんで本題と外れた話を書きます。
いきなり平成館に行かずに本館へ。地下に向かって自動販売機に。喉が渇いていました。コーヒーを飲んでから平成館への連絡通路へ。
このとき本館18室を通ります。
ここは近代の美術(絵画、陶芸品、工芸品、彫刻など)を展示する室で私のお気に入りの部屋の一つです。展示替えも頻繁に行われており、私は行く度に違う作品を観ることができます。今回は・・・
横山大観の襖絵「梅図襖」(1926年)がありました。私、大観は全く好みではないんですが、この襖絵は良かった。比較的淡い色で描かれており、日本家屋に置けばその空間に静かに溶け込んでいくような、そんな印象です。大観の作品で初めて気に入りました。
いい画を見つけたと喜びながら平成館へ。
なんだ、お客さんいるじゃん!
と言っても、特別展のいつもの人出ではないけれど。
2階へ上がって荷物をロッカーへ。
(やっと本題へ)
出雲大社本殿の模型(1999年)が冒頭にありました。これか、テレビで映るのは。本殿へ向かう長い長い階段が印象的です。実物大に再現したら面白いだろうけど、現代では安全対策のためにあの形の通りには建築できないでしょう。
(神道における)お祀りする、祈祷するための場所とは理解していますが、西洋風に見れば、天国への階段、マリーアントワネットの絞首台への階段、エリザベートがトート閣下に召されて昇天する階段にも見えました。本殿を高いところに作っているのも”天に近いところ”という意図でしょう。
その後(第2章から第3章)、展示品はいろいろありましたが私が興味を惹かれるものはなく・・・、結局は仏像よね(第4章)、という次第。
これもいろいろあってそれなりに良かったとは思いますが、特にお気に入りは・・・、お気に入りのお顔が無かった、というのが分かり易いかな。強いて言えば、唐招提寺の四天王(広目天立像、多聞天立像、奈良時代、8世紀)は力強く、迫力ありました。
詳しい解説 ↓
「ぶらぶら美術・博物館」では2月25日放送のようですね。放送後に番組リンクを貼り直しましょう。
( ↓ 貼りましたが、27日(木)から3月16日(月)まで全館臨時休館になってしまい本展も26日で閉幕。何ともタイミング悪かったというか、番組の解説が分かり易かったからもう一度観てもよいかな、と思ったんで・・・残念。)
・・・で次は平成館1階の考古展示室へ。埴輪を観るため。
約3年前修理(修繕?)に入った「挂甲の武人」がいつ戻ってくるのか? 修理が完了したというニュースは聞いています。私の関心はその一点のみ!?
ここで見た記憶がない埴輪を発見。お船は珍しいのでは?
さてさて、本館に戻り、11室(彫刻)をグルっと一周。
その後本館を後にして帰途へ。疲れた。
この日は仕事と上野とで散々歩きました。
帰ってから歩数計を見ると、21,000歩超え!!
明日(このnoteを書いている今日)は動けないや、と思いその通りに。