2024年の読書(小説篇)
結構読めた。
カウントを残しているやつで180冊ほど。
冊数のことを考えると、いつも思うのは4年で1000冊読むことはできたのかということ。
大学在籍時に、1000冊を読んでみろという高校時代の国語教師の言葉。
それを胸に大学には入学した。
一年間で250冊。
まずはこれを目標にした。
よくよく考えなくても、月間20冊、2日で1冊では足りない。
今年やってみて思ったのは、読むスピードは絶対に意識しなければたくさんの本は読めないということ。
3時間以上かかって1冊読むのでは遅い。
というより、それでは別の本が読めない。
それが耐えられない。
結局のところ自分の読書、本との向き合い方、それにつきる。
心に残る本、著者。
それはどんな読み方でもある。
そしてそれらと人生の時間でどう向き合うことになるか。
そこだけが重要だと思っている。
前置きが長くなった。
ということで、ここでは2024年に読んだ小説をあげる。
今年読んだ本
響け! ユーフォニアム1・2 武田綾乃
禁忌の子 山口未桜
告白撃 住野よる
腹を割ったら血が出るだけさ
君の膵臓をたべたい
地方を生きる 小松理虔
終の住処 磯崎憲一郎
お前の死因にとびきりの恐怖を 梨
自由慄
難問の多い料理店 結城真一郎
爆弾 呉勝浩
法廷占拠 爆弾2
六番目の小夜子 恩田陸
これからの「正義」の話をしよう マイケル・サンデル
笑う森 萩原浩
海の見える理髪店
海辺のカフカ 村上春樹
騎士団長殺し 第一部
街とその不確かな壁
終わりなき夜に少女は クリス・ウィタカー
日本の文学(全集) 坂口安吾
女の国会 新川帆立
令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法
失われたものたちの本 ジョン・コナリー
失われたものたちの国
村上海賊の娘 和田竜
ばくりや 乾ルカ
武道館 朝井リョウ
ソフィーの世界 ヨースタイン・ゴルデル
another 綾辻行人
another2001
君が手にするはずだった黄金について 小川哲
麒麟児 冲方丁
火狩りの王(一) 日向理恵子
陸王 池井戸潤
下町ロケット ガウディ計画
下町ロケット
黄色い家 川上未映子
ギャルと不思議ちゃん論 松谷創一郎
夜は終わらない 星野智幸
私たちの世代は 瀬尾まいこ
金色夜叉 尾崎紅葉
涼宮ハルヒの直観 谷川流
穢れた聖地巡礼について 背筋
近畿地方のある場所について
エヴァーグリーン・ゲーム 石井仁蔵
変な家 雨穴
変な家2
medium 相沢沙呼
羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ 知念実希人
ヨモイツイクサ
ノウイットオール 森バジル
砕け散るところを見せてあげる 竹宮ゆゆこ
心臓の王国
木曜日の子ども 重松清
白鳥とコウモリ 東野圭吾
クロユリ団地 加藤淳也
そこに、顔が 牧野修
パラサイト・イヴ 瀬名秀明
ストーン・サークルの殺人 M・W・クレイヴン
都市と地方をかきまぜる「食べる通信」の奇跡 高橋博之
若草物語 オルコット
@ベイビーメール 山田悠介
親指さがし
十戒 夕木春央
方舟
プリズム ソン・ウォンピョン
アリアドネの声 井上真偽
神様のいる書店1・2・3 三萩せんや
新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙(Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ・Ⅶ・Ⅷ・Ⅸ) 支倉凍砂
狼と香辛料XXⅠ・XXⅡ・XXⅣ・XXⅢ
かがみの孤城 辻村深月
本を守ろうとする猫の話 夏川草介
神様のカルテ
白銀のおか 玄の月 1・2・3・4 小野不由美
マノン・レスコー プレヴォ
フェイクドキュメンタリーQ
ゴリラ裁判の日 須藤古都離
ソロモンの偽証 事件・決意・法廷 宮部みゆき
この本を盗む者は 深緑野分
アンナ・カレーニナ1・2・3・4 トルストイ
ペスト カミュ
さくら 西加奈子
カワイソウ、って言ってあげよっかw 夏原エヰジ
成瀬は信じた道をいく 宮島未奈
成瀬は天下を取りにいく
ファラオの密室 白川尚史
初恋 トゥルゲーネフ
人間標本 湊かなえ
はてしない物語 ミヒャエル・エンデ
レーエンデ国物語 喝采か沈黙か 多崎礼
レーエンデ国物語 月と太陽
レーエンデ国物語
金閣寺 三島由紀夫
鏡の国 岡崎琢磨
風と行く者 上橋菜穂子
炎路を行く者
流れ行く者
香君
天と地の守り人1・2・3部
蒼路の旅人
花束は毒 織守きょうや
死の家の記録 ドストエフスキー
世界でいちばん透きとおった物語 杉井光
ポスト・ディストピア論 円堂都司昭
ホラーの哲学 フィルムアート社
地底旅行 ヴェルヌ
土曜日 イアン・マキューアン
贖罪
母 ゴーリキー
134冊。
ここに載せたのは、小説と新書で限定している。
ここには載せていない本が50冊ほど。
カウントを取ったところでいうと、185冊ほどは読んだ。
実際に触れた数を入れれば、250冊はいったようにも思う。
さて冊数についてはこんなところにして。
今年読んで気になる点をいくつか書き出してみる。
・住野よる氏はちょっと気になってきた。
・村上春樹氏の壁はよかった。
・狼と香辛料のシリーズを全て追えた!
・国内ファンタジー、あらかたつかめてきたような。
トピックだとこのような感じ。
でこのなかで気になった作品は。
・成瀬
・木曜日の子ども
・夜は終わらない
あたりかなと。
成瀬に関しては、ハルヒ好きとしてみると感慨深かったよなと。この作者は気になります。
木曜日は、重松氏の作品としてはこちらの持っているイメージと違っていて面白かった。村上龍氏の希望の国のエクソダスぽさを少し感じたり。
夜は終わらないは星野智幸氏の作品。俺俺で気になっていてさっぱり読むタイミングを逸していたが、この作品は個人的にはベストだった。
あらすじ自体は殺されたくなければ面白い話をし続けろというもの(雑)。
素朴に物語のもつ物語る力みたいなのをみているような気がした。
今年はある出会いがあり本をたくさん読めた。
本に関する仕事をしている方で、様々な本を紹介されたおかげで食わず嫌いせず読めたなと。
来年もこれぐらい読めたら。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。