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クラスクのサーブは軽視できない

ボードゲームが上手くなりたい。あべりょです。

デンマーク産のボードゲーム KLASK(クラスク)が上手くなりたいと思う人向けに、コツやテクニックを紹介しています。
前回は、決まるとカッコいい応用シュートについて説明してきました。

今回は、ゲームスタート時に実施する、「サーブ」についての考えを説明していきたいと思います。
サーブは単純で簡単!と思いきや、結構奥が深い分野だと思ったので、書いてみました。是非ご覧になってください。


サーブの基本

サーブとは

そもそもサーブとは、試合開始前に、ボールを自陣の隅に置いて、ボールを蹴りゲームスタートする行為のことです。
バレーやバドミントンでもゲーム開始時にやる、あれです。

サーブに関してのルール

クラスクにおけるサーブに関して、細かい部分ですがルールを説明します。

①ボールのセットの位置について
真上から見て、ボールが白線に掛かるもしくは内側にある状態で、静止させた状態」でボールを置く必要があります。

真上からみて線が掛かっていればOK

②打つ前の掛け声について
サーブをスタートする前に、相手に一言かけて了承を受けてからサーブを開始します。掛け声をかける前にサーブをする行為は、大会などでは反則(やり直しor相手ボール)となりますので、注意するようにしてください。
 「いきます」→「はい」
 「大丈夫?」→「OK」
 「Ready?」→「Yeah!」
等、掛け声は自由です。

③サーブ成立の基準について
「センターラインを越えているか」がサーブの成立の判断ポイントです。
センターラインを越えていない場合、サーブが成立していないとみなして、相手ボールからのサーブとなってしまいますので、注意が必要です。

【ファウルとなり相手ボールのサーブとなる例】
・センターラインを越えず静止してしまう。
・センターラインを越えずに場外にボールが出てしまう。
・センターラインを越えず、直接自分のゴールに入ってしまう。
・センターラインを越える前に、プレイヤーが他のプレイ(例:ビスケットを蹴る)をしてしまう。

サーブの応用編

初期位置について

前述したルールに則ればどのような置き方でもいいですが、せっかくですからおすすめをお伝えします。
右側にも左側にもショットを打つことができる中央部分に置くのが一番おすすめだと考えます。
ただし、敢えて壁沿いに配置して、壁に叩きつけるようなショットを打ってイレギュラーショットを狙ったり、色んな場所において変化をつけてみるのもいいと思います。自由にやりましょう。

ただ、セットプレーということもあり、ルーティン化して毎回同じ位置に置くのが安定感もあり強いとは思います。

ウォールショットについてご存じなければこちらで紹介しています。

打つコースについて

ボールを置いた後、打つコースは大きく分けると4種類あります。
(壁に2回当てる、いわゆるツーショットも含めるともう少し種類は増えるのですが、難易度が高く決定率が低いので割愛させていただきます)

サーブ、どこを狙う?

①バックワンサーブ
②ストレートサーブ
③フォアワンサーブ
④バックドラフトサーブ(ボーリンサーブと呼ぶ人もいます)

ビスケットを絡めたショットについて

上記の4種類のショットに加えて、ビスケット(白い磁石)に当てることでボールに変化を加えることができます。
そのままゴールを狙う方が簡単なのですが、サーブ時にビスケットにボールを当てることを強くお勧めします
その理由は、人間の目は速いものを優先して目で追う習性があるため、相手を惑わしてくれるからです。

ボールをビスケットに当てると、ビスケットの方が軽いためスピードが出ます。相手の目を、ボールから一瞬でもそらすことができるので、相手はボールを見失ってしまってそのままゴールインすることができます。
ゴールインしなかったとしても、ボールに当てたビスケットが、相手のストレートにくっついて、有利な状態でゲームを始めることができます。

サーブの打ち分けについて(右から/左から)

どちらも打てるようにしておきましょう。
試合開始時のサーブは、自分で右から開始、左から開始を選べるので得意な方から打てばいいのですが、ボールが場外に出た場合の開始位置は、ボールが出た位置に近いコーナーから開始することになっています。
よって、左右どちらからでもサーブを決めることができれば、その分大きな武器になると思いませんか。

リターンエースについて

これまでサーブの打ち方について説明してきましたが、サーブの受け方(ディフェンス)についても軽く説明します。
サーブは四隅から打つことになるため、打った側からすると、ゴール位置から遠い位置にいることになります。このことから、比較的リターンエースが決まりやすい傾向にあります。
試しに、相手のサーブを受けるときに素早く返球してみてください。
意外にもゴールインすることが多いと思います。

イメージとしては、受けるというより跳ね返す

良い例がありますので、ご覧ください。
名古屋のジェリージェリーカフェで開かれた大会の決勝で決めたリターンエースだったのですが、このプレイで空気を変えることができました。

まとめ

今回は、クラスクにおいて目立たず、あまり取り上げられない「サーブ」について語っていきました。

参考になる考え方はありましたでしょうか。
サーブは、自分ひとりで練習をすることができる部分ですので、極めることは比較的簡単ですが、かなり強力な武器になると思います!
極端な話、サーブを6回決めれば勝つことができる競技です!
是非、参考にしてくださいね!

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
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noteを読んでの感想や意見や、書いてほしいリクエストがあれば、是非お気軽にコメントお願いします!
KLASK一緒にやりたい方も是非!わいわいもガッツリもやりましょう!

あべりょ
2024年7月14日

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