Python勉強会の動画を公開しました
Start Python Clubコミュニティでは毎月一度「みんなのPython勉強会」を開催しています。登壇者より公開の許可をいただいた発表についてはYouTubeにアーカイブを公開しています。11月開催から1月分までの動画編集が終わったのでそれぞれの概要を紹介します。
YouTubeの一覧はこちらです → https://www.youtube.com/channel/UCSUo24VqzCjPnennFbYKjRA/videos
いま再びのscikit-learn
概要:scikit-learnはPythonで機械学習アルゴリズムを実行するためのライブラリです。非常に多機能で、ドキュメントも充実していることから、デファクトスタンダードと言えるほど普及しています。そんなscikit-learnのバージョンが、遂に1.0になりました。このトークでは1.0のデビューを祝して、あらためてscikit-learnの膨大な機能を眺めながら、そのスゴさ再認識したいと思います。
発表者 : 辻 真吾(Start Python Club)
プロフィール: 東京都足立区出身。Pythonを使ったデータ解析を主な仕事として、大学の研究所で働いています。最近、生命科学からエネルギーの分野に領域を広げました。今後は、分野にとらわれない応用データサイエンスを目指していきます。
Twitter : @tsjshg
本と学びの段階
概要:ビジネスパーソン向けとプログラマー中級者向けの本の執筆・翻訳に携わったことから対象読者にあった適切な内容の本を届けることに関心をもつようになりました。内容の例の1つとして、エキスパートPythonプログラミング第3版からメタプログラミングを取り上げながら学びの段階を意識することについて話します。
発表者 : 森本 哲也(カザモリ合同会社)
プロフィール: 2008年にRed Hat Enterprise LinuxのインストーラーであるAnacondaの機能拡張案件に関わったことでPythonを使い始めた。Pythonコミュニティの勉強会に参加しているうちに居心地がよくてPythonを使い続けるようになった。2019年にマイクロ法人を起業。Pythonは普段使いツールとして使っているが、最近の業務ではGoやJavaで開発することが多い。
著書/訳書:『エキスパートPythonプログラミング 改訂3版(2021 アスキードワンゴ)』『Software Design 2020年5月号の特集「第3章 Pythonでも型チェックしよう」(2020 技術評論社)』『できる 仕事がはかどるPython自動処理 全部入り。(2019 インプレス)』『フリーライブラリで学ぶ機械学習入門(2017 秀和システム)』
すごいデータサイエンス入門書の話
概要:12/9に講談社より「ゼロからはじめるデータサイエンス入門」が発売されました。サブタイトルは、R・Python一挙両得です。基本的なコンピュータの使い方から統計の基礎、前処理を経て深層学習を含む機械学習アルゴリズム全般を扱っています。この講演では、この本の制作秘話を交えつつ、データサイエンスにおけるRとPythonの違いについても触れたいと思います。
発表者 : 辻 真吾(Start Python Club)
プロフィール: 東京都足立区出身。Pythonを使ったデータ解析を主な仕事として、大学の研究所で働いています。最近、生命科学からエネルギーの分野に領域を広げました。今後は、分野にとらわれない応用データサイエンスを目指していきます。
Twitter : @tsjshg
PyCon JP 2021開催についてのあれこれ
1番目のトーク『PyCon JP 2021 ハイブリッド開催の秘密はね、最後に明かされるんだよ』
概要 : 10月開催のカンファレンスPyCon JP 2021では、座長を務めました。今年のカンファレンスではハイブリッド開催という挑戦をしています。この裏には『エンジニアの知的生産術』で出会った考え方があるのですが、そのあたりの秘密を(Pythonの力も借りられたら借りて)明かそうと思います。
ちなみに、最後=年の瀬(2021年の最後の月)ということです。
発表者 : nikkie(株式会社ユーザベース)
プロフィール: Python歴は4年ほど、Python大好き!
2019年より株式会社ユーザベースにてデータサイエンティストとして自然言語を扱い、データ収集、モデル作成、訓練・デプロイパイプライン構築、API開発に取り組んでいます。
タイトルをセリフからオマージュするくらい、最近は『アイの歌声を聴かせて』という映画にハマっています。
みんなのPython勉強会では4代目LT王子、2019年半ばからスタッフ。
Twitter : @ftnext
2番目のトーク『PyCon JP 2021 オンサイト会場の裏側』
概要 : コロナ渦にいて、オンサイト会場を開催するのにあたり気をつけるべきことを、実際にPyConJP 2021を実施した知見や、各種ガイドラインから紐解いていきます。
発表者 : 板谷藍子(株式会社mediba)
プロフィール: AWSメインのITエンジニア。最近何屋かよくわからなくなってきた。
Twitter : @mary_tuba
3番目のトーク『オンライン会場とオンサイト会場を繋ぐ』
概要 : PyCon JP 2021では、オンライン開催だけでなくオンサイトでの開催も行いました。 オンラインとオンサイト、両方でセッションを聞けるようにするためにどういったことを行ったかを簡単にお話しします。
発表者 : 板谷郷司(株式会社セレマアシスト)
プロフィール: 本業はITインフラエンジニア。各種勉強会やカンファレンスの動画配信を始めて10年以上となり、配信と会場のハイブリッド開催もすでに10件以上の実績を持つ。
Twitter : @H_Shinonome
Pythonを使って顧客から感謝される仕事をするために心がけたこと
概要:お客さまのWebアプリケーション構築する際に、Pythonを使おうとして、「何故Python」なのか、「何故このような構成でアプリケーションを組むのか」という質問をお客さまより受けた方はいませんでしょうか?
特に非エンジニアへ方へご説明をする際に、理解を得るのに苦労した場合はありませんか?そのような質問に対して、弊社がご提案時にどのようなアプローチをしてきたかについてお話できればと思います。
発表者 : 中澤祐一(株式会社日本システム技研)
プロフィール: 長野県生まれの長野県育ち。現職では、Webエンジニア部門の部長兼営業をしています。
先日、久しぶりに業務でWebアプリケーション開発に復帰する機会があり現場の楽しさを再認識した次第です。
趣味は、格闘ゲームと筋トレ
Twitter : @y_nakazawa1220
Python3.6から3.10までのおよそ5年間の間の進化を振り返る
概要:去年は10月4日にPython3.10がリリースされたことに加え、先月2021年12月23日をもってPython3.6がEOLを迎えました。
このトークではPython3.6から3.10までの約5年間の間にあったPythonの進化をカジュアルに振り返ってみようと思います。
ブログ:発表者の岩崎さんが、本人のブログに質問の回答をまとめてくれました。是非、以下のブログもご参考下さい。
発表者 : 岩崎 圭 (コネヒト株式会社)
プロフィール: コネヒト株式会社所属のインフラエンジニア(2022年1月時点)
MSP, Web系企業のインフラエンジニアとしての仕事の中で業務効率化の手段として Python を触りはじめる。
以前は AngularJS によるフロントエンド開発、Python/Go 製 Web サービスのサーバサイド開発にも関わっていたが、現職では再びインフラエンジニアとして過ごす日々。
ほぼ毎月行われる 「Python mini hack-a-thon(通称 pyhack)」 にはよく参加する。
著書『スラスラわかるPython 第2版』など
Twitter : @laugh_k
パッケージングしよう
概要:pythonパッケージングの基本について話します。
setuptoolsの話が中心になりますがpip,venv,twineなどの周辺ツールの話やパッケージメタデータになにを書くかといった話もしておこうと思います。
発表者 : 小田切 篤(株式会社オープンコレクター)
プロフィール: ITエンジニア。よくもわるくもPythonを使い続けます。
著書『パーフェクト Python [改訂2版]』など
Twitter : @aodag
GPUとPythonと、それから最近のNVIDIA
概要:GPUは、ゲームや3Dグラフィックスを主な用途として開発されましたが、近年、科学技術計算の分野などで活用が進められています。特に、2012年のAlexNetに端を発する第三次AIブーム以降、その利用シーンはさらなる広がりを見せています。このトークでは、Pythonを用いたディープラーニングに関する取り組みから、最近はやりのメタバースまで、GPUに関する各種ソフトウェアの最新状況や活用事例について概観します。
発表者 : 山崎 和博(エヌビディア合同会社)
プロフィール: 2017年より現職。それまでは、SI屋さんだったりスマホアプリ屋さん (のバックエンド担当) だったりスタートアップでなんでも屋さんだったり、いろいろやっておりました。まじめにPythonを触り始めて、かれこれ7年くらい?普段はディープラーニング関連のPythonコードに触れることが多い一方、GPUの用途拡大に合わせてほかのこともいろいろ勉強中です。
Twitter : @yama_k_1101
最後に
動画編集は「Power Director 365」というソフトをMacbook Proから使っています。最初は使い方が分からずに苦労しましたが、大分慣れてきて今はやりたい編集はほとんどできるようになりました。ただしマシンスペックが低くて編集にとても時間がかかるのが辛いので、ここはM1のMacbookを購入して改善するしかなさそうです💦
1月27日に開催した「みんなのPython勉強会#77(NVIDIAやPython書籍著者が登壇!)」のツィートは以下にまとめたのでこちらもご参考ください!
次回は2月17日です。Pythonから少し離れてNFTの特集をします。
是非こちらにもお申し込みください。
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