あべんべん

札幌から東京の金融機関に転職してきました。 2019年10月に「フィンテックエンジニア…

あべんべん

札幌から東京の金融機関に転職してきました。 2019年10月に「フィンテックエンジニア養成読本」を発売(執筆・監修)しました。https://amazon.co.jp/dp/4297108666 7種類のIT技術コミュニティの運営スタッフや、イベント企画や執筆などを行っています。

マガジン

  • フィンテック養成コミュニティ

  • コミュニティ運営

    運営しているコミュニティについてのつぶやきや感想など

  • 眺めた、見た、読んだ

    私の本の読み方はかなり雑なので、読書とは言えないかもしれませんが、本は大好きで、少しでも素晴らしい本に出会えることが人生の楽しみです。ここでは、これまで眺めたり、見たり、読んだ本の感想を書いていきます。

  • VUCA Labo

    先が見えないVUCAの時代に、私たちは何を考え、どんな行動をしていけば良いのでしょうか?VUCA時代における未来の創り方を考えていくための知恵やヒントを発信していきます。

最近の記事

インパクト投資とテクノロジー

インパクト投資は未来の自分ごとだ2024年8月19日、「持続可能な未来を築くインパクト投資」をテーマにセミナーを開催します。このテーマの企画に至るまで数年間かかり、それまで何度か壁にぶつかりました。 私が初めてインパクト投資を知ったのは、2016年11月17日でした。小林立明さんが主催するソーシャル・ファイナンス研究会の特別企画に参加し、当時「ファイナンスの哲学」という著書を書かれた堀内勉さんが登壇されると聞き、ぜひお話を伺いたいと思ったのがきっかけです。そのイベントで各団

    • 「負けない」が本質でなければ、勝ち続けることはできない

      「勝つ」と「負けない」は一見似た結果をもたらすように見えますが、その本質は全く異なります。私は、この違いを桜井氏の著書『負けない技術』から学びました。桜井氏は、麻雀で二十年間無敗を誇り、「雀鬼」と称される伝説的な代打ちです。彼の著書には、サイバーエージェントの社長との共著も含まれています。 「勝つ」ことに固執しすぎると、欲望に支配され、醜さや卑しさが生まれます。一方で、「負けない」ことを追求する姿勢は、単なる強さではなく、状況に応じた柔軟な対応を意味します。この柔軟性は、多

      • Snowflakeのオンライン勉強会をします

        今日は2024年8月22日に開催するSnowflakeの勉強会について紹介します。 私は今年の4月に証券会社へ転職しました。それ以前の昨年11月から今年3月までは、フリーランスとして複数の企業から業務委託を受け、兼務していました。フリーランスの仕事は非常に充実していましたが、一人で事務的な作業を進めるのが苦手で、また興味を持つことが多すぎて、このままでは体力が持たないと感じたため、会社で働くことを選びました。 フリーランスとして働いていた際、業務委託先の2社でSnowfl

        • 102回目の「みんなのPython勉強会」を開催した

          毎月開催し続けている「みんなのPython勉強会」。今回で102回目となりましたが、今回も学びが多い発表が豊富でした。 イベントのバナー画像作成イベントの準備で、Figmaを使用してバナー画像を作成しました。今回はTiDBについてのトークをしていただく関口さんが勤務するPingCAP社のウェブサイトを参考にしました。そこでは、画像に4月の桜に近い色が多用されていることに気づきましたので、それをベースカラーの参考にしました。 イベントでが豊富な発表が盛りだくさん今回も、トー

        インパクト投資とテクノロジー

        マガジン

        • コミュニティ運営
          14本
        • フィンテック養成コミュニティ
          14本
        • 眺めた、見た、読んだ
          7本
        • VUCA Labo
          9本

        記事

          メディア寄稿を通じて磨かれた、自主企画セミナー運営の洗練

          昨夏から、フィンテック養成コミュニティとしてのプロボノ活動の一環で、自ら企画・運営したセミナーをメディアに寄稿しています。この経験は、単なる取材以上の、何とも言えない特別な感覚をもたらしました。このユニークな体験について、こちらのnoteに記録することにしました。 この経験の始まりは、今年の8月に始まりました。QUICKから会場と飲食のスポンサーシップを得て、私たちがセミナーを企画したことがきっかけです。最初は、私たちのコミュニティがQUICKから会場を提供され、そのセミナ

          メディア寄稿を通じて磨かれた、自主企画セミナー運営の洗練

          金融×プロダクトマネジメントをテーマにした勉強会の企画

          主催するいくつかのコミュニティの中で、最近、特に熱い注目を集めているフィンテック養成コミュニティのオフラインセミナーを10月24日に開催します。以前までは、話題のGenerative AIを主軸として議論を深めてきましたが、今回は少々趣を変え、「金融におけるプロダクトマネジメント」という切り口でセミナーを企画しました。この背後にある動機や狙いを少々お話しします。 背景:プロダクトマネジメントの未知なる地平プロジェクトマネジメントは一定の認知度がありますが、それとは対照的に、

          金融×プロダクトマネジメントをテーマにした勉強会の企画

          これから流行るかもしれないRWA(リアルワールドアセット)トークンを探求する

          Web3の世界でRWAがよく取り上げられるようになりました。とはいえ、暗号資産やNFTの市場が最近活況を呈しているとは言えません。RWAが具体的に何を意味するのかについて、フィンテック養成コミュニティのスタッフ会議で意見が交換され、もっとみんなで深く知る必要があるという結論に至りました。その結果、2023年9月19日(火)に「Web3の新しいフロンティア: RWA(リアルワールドアセット)の役割とリスク」というテーマのオンライン勉強会を急遽開催することに決定しました。 RW

          これから流行るかもしれないRWA(リアルワールドアセット)トークンを探求する

          NFTを先行販売しました

          私は、これまで10種類以上のITコミュニティを運営し、現在もその活動を続けています。そして、将来もこの取り組みを継続していく予定です。 これまでの経験で、70以上のプロダクト開発に関与し、そのほとんどでテック側のリーダーとして活動してきました。さまざまな技術を駆使し、ソリューションとの連携や商談なども行ってきました。一つのプロダクトには、通常20〜50種類の技術や外部サービスを組み合わせることがあり、中には300以上の要素が含まれるものもあります。私は得意としているのは、こ

          NFTを先行販売しました

          エンジニアとしてのキャリアパス

          Japan ICT DAOは、6月22日に初のエンジニア向けイベントを開催する予定です。初回のゲストは倉貫義人さんと木下史彦さんです。イベントの詳細はこちらのリンクからご確認ください。 https://japan-ict-dao.connpass.com/event/285676/ このコミュニティでは、多くのエンジニアが関心を持つテーマを中心に勉強会を開催する予定です。倉貫さんが新刊を出すタイミングだったため、思い切ってオファーを出しましたが、快く引き受けてくださいました

          エンジニアとしてのキャリアパス

          Git/GitHubとPythonで、学びの春を満喫しよう!

          2023年4月20日に開催されるオンラインイベント「Git/GitHubとPythonで、学びの春を満喫しよう!」が近づいてきました。 今回のイベントは、PythonやGit/GitHubに関心のある方、そしてエンジニアの方向けに、様々なトピックを扱ったトークセッションを実施します。また、当日は懇親会も開催されるため、Pythonの独学仲間を見つけたり、技術的な相談をする場としても最適です。 トークセッションの内容今回のイベントでは、以下の3つのトピックを取り上げます。それ

          Git/GitHubとPythonで、学びの春を満喫しよう!

          今後行う勉強会やカンファレンスなど

          年末年始には、コロナとインフルエンザにかかってしまい、2023年度はスタートが遅れてしまいました。特に、コロナが大きなダメージを与えたようで、なかなか疲れが取れず、合間に休憩を挟みながら、あまり無理をしないようにしています。月末になってきて、少しずつですが、エンジンがかかってきています。 本業・副業以外の勉強会やカンファレンスのお手伝いや講演、講師などは、今年ももりもりと行います。早速、2023年既に開催したものと、今後行う勉強会などを主に、自分のために洗い出しました。 1

          今後行う勉強会やカンファレンスなど

          地政学の次は何にしよう(2022年発売のビジネス書から見えてきたこと)

          2021年と2022年の自分のホットトピックは2年連続で「地政学」でした(くわしくは こちら を参照)。それ以外にWeb3やインテグラル理論、暗号技術にも注目しましたが、やはり地政学を一番に重要視しました。 そして2022年発売(2021年12月も若干含みます)された本で自分はどれを読んで、今年(2023年)はどのような物差しを持つべきか考えてみました。尚、昨年も地政学の書籍を読みましたが(さすがに飽きてきたw)ここでは除外しています。 2022年に発売された本で目を通した

          地政学の次は何にしよう(2022年発売のビジネス書から見えてきたこと)

          Deep Skillを読んだ

          新規事業を実現するために、組織の中でさりげなくどう動くべきかという内容が満載だった。全部で21種類もあり、さらにそれぞれにTipsがいくつもある。 目次の内容をマインドマップに書き起こした。ここへまとめておくと、後で自分のための役にも立ちそうだ。 本の目次「したたか」に働く「人間関係」を武器にする 「権力」と「組織」を動かす 「人間力」を磨く

          Deep Skillを読んだ

          勉強会を運営するためのテンプレート

          勉強会の運営パターンを洗い出してチェックリスト化する7月はこれまで以上にたくさんのカンファレンスや勉強会を企画・開催します。私はいくつかのコミュニティを運営してますが、だいたいパターンが決まってるので整理してHackMDを使ってテンプレート化すると時間節約できそうでした。 まず、私がこれまでイベントで主にしてきた作業を順に並べてみました。これは4つのコミュニティでだいたい同じ作業になります。 イベント運用テンプレートの雛形から今回のイベント運営メモを作成(HackMD利用)

          勉強会を運営するためのテンプレート

          「データ利活用の教科書」がリファレンスとしてお気に入り

          「データ利活用の教科書」が非常にコンパクトにまとめられており、リファレンスとしても便利だったので紹介します。今でも購入してから毎日どこかしかに目を通しています。 「データ利活用の教科書」とはどんな本か?この本の章立ては以下の図に示すとおりです。 データ利活用に必要な知識やスキルを習得する場合、以下の順に読むことが推奨されていました。理由は2.4 データ利活用に必要な知識・スキルの「習得ステップ」に記載されているので、是非、読んで見ることをお薦めします。 以下では、各章の

          「データ利活用の教科書」がリファレンスとしてお気に入り

          Python勉強会の動画を公開しました

          Start Python Clubコミュニティでは毎月一度「みんなのPython勉強会」を開催しています。登壇者より公開の許可をいただいた発表についてはYouTubeにアーカイブを公開しています。11月開催から1月分までの動画編集が終わったのでそれぞれの概要を紹介します。 YouTubeの一覧はこちらです → https://www.youtube.com/channel/UCSUo24VqzCjPnennFbYKjRA/videos いま再びのscikit-learn概要

          Python勉強会の動画を公開しました