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AbeMika
2023年7月29日 06:00
その夏は失恋から始まり、悲しみに浸りながら過ぎ去っていこうとしていた。所謂私は恋愛体質な女子高生であった。彼氏が途切れることのない。そんな女の子。彼氏が途切れると焦ってしまうのだ。でも17歳の夏である。大人になる一歩手前。そんなに焦る必要はない。恋愛に固執せず、自由に過ごしてみようかな。暑い夏の日差しが私を逆に冷静にさせてくれていたのだ。さぁ。夏が終わる。秋には文化
2023年7月29日 07:28
毎日連絡をとるのが習慣になっていき、学校でも席が隣なのでよく話す仲に。そして彼は医師、私は当時薬剤師を志しており。たまたま同じ医療系、理系だったこともあり選択科目はほとんど同じ。基本的にすべての授業をともにしていたのだ。部活動も同じ体育館でしていたため、学校にいる間は一日中近くにいる存在だった。必然的に恋心も芽生えてきて、気づけば彼を目で追うようになっていた。今までちゃんと