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AbeMika
2023年7月29日 06:00
その夏は失恋から始まり、悲しみに浸りながら過ぎ去っていこうとしていた。所謂私は恋愛体質な女子高生であった。彼氏が途切れることのない。そんな女の子。彼氏が途切れると焦ってしまうのだ。でも17歳の夏である。大人になる一歩手前。そんなに焦る必要はない。恋愛に固執せず、自由に過ごしてみようかな。暑い夏の日差しが私を逆に冷静にさせてくれていたのだ。さぁ。夏が終わる。秋には文化
2023年8月4日 21:31
4月下旬「今日部活の後時間ある?」4月下旬の土曜日の朝にLINEが入る。今日は私たちの付き合って半年の記念日である。私はある日SNSである投稿を見ていた。「高校生から付き合って長続きするのはほんの一握り。」内心そんなことわかっている。所詮子供の恋愛である。でも、彼は違った。今までしてきた恋愛と比べ物にならない。「子供の恋愛」と一括りされたくなかった。どうにかし