3年目の転換点 - 基盤構築から成長ステージへ
あけましておめでとうございます。
2025年が始まり、ABELとしては4期目になります。
競馬業界の中で、『馬づくり』という真新しい市場に挑戦できているのも、そばで自分の挑戦を応援してくれいる妻、いつも一緒に挑戦してくれるメンバー、投資家の皆様、ユーザーの皆様、副業で手伝ってくれている皆様のおかげです。
改めて、本当に人に恵まれているなと感じています。
いつも、本当にありがとうございます。
2025年が始まるタイミングで、2024年の振り返りと今年の目標と抱負について、まとめておこうと思います。
2024年は基礎が出来上がった年。
ABELは2021年12月に創業して以来、ステルスで開発を続けていきました。
それはこれからもそこまで変わりません。
2024年は、ようやくプロダクトのベースが出来上がった年だったと自負しています。
ABELはここまで結構、大変でした。
3名で創業しましたが、2名はすでに別のフィールドで活躍しており、創業メンバーは僕一人だけです。ここだけでも大変だったことはご想像いただけるかと思います。
それでも、一緒に創業してくれた2人には心の底から感謝しています。彼ら無くして今のABELは存在し得ません。彼らは僕にとってかけがえのない創業メンバーです。
新たな仲間が流れを変えてくれた。
2024年1月には、創業メンバーは僕のみになり、2023年の11月にジョインしたサイバーエージェントで新卒同期だった小川と2名となりました。
2024年3月には、加瀬と種崎がジョインして、全4名となりました。
今振り返ると、この時、2024年がベースを作り切る年になるとは僕は想像できてませんでした。
創業以来、様々なことに対処しており、中々プロダクトが伸びきらず、焦りと同時に少し弱気になっているところがあったなと思います。(弱ってたのかも?)
個人的には、投資していただいた皆様にももっと圧倒的な成長をお見せしたいという気持ちもあり、妻にも結果を出すと約束したものの、目に見える結果を出せず、プレッシャーと闘っている期間だったなと思います。
シンプルにきつかったです。
新しいメンバーがこの流れを大きく変えてくれました。
まずは、圧倒的な開発力によるスピード感ある開発が実現できて、驚くスピードでプロダクトの改善、新規プロダクトの開発が進んで行きました。
2024年3月頃までは僕自身もコードを書いていたのですが、新メンバーの種崎から
と言ってもらって、極力開発から離れるように行動することができました。
これは一つ大きな転機になりました。大局的な視点で、プロダクトとお客様に時間が使えるようになり、プロダクトの問題点、求められているプロダクトの解像度を上げるために時間を使えるようになりました。
そして、何よりも大きいのは、最高のメンバーが開発を推し進めてくれるので、プロダクトの改善がまわり、品質が上がることで僕が自信を持ってトレセンでセールスができるようになったことです。
これにより、一気にプロダクトがお客様に届くようになっただけでなく、現場からの声をさらにプロダクトにフィードバックすることで、更なるカイゼンが回るようになりました。
最初のPMFを感じた2024年5月
これまでのアプリのUIを刷新し、現場の声に合わせて大規模なUI変更を行いました。それに合わせて、新しい分析指標などもリリースしました。
デザインを作り、お客様にフィードバックをもらい、さらにデザインを改良する。この繰り返しを数ヶ月に渡り行い、ようやくリリースされました。
これにより、明らかにお客様の反応が変わり、「見やすくなったね!」や「欲しい指標が出てきてよかった!」などのお声をいただくようになりました。
これが、最初のPMFを感じた瞬間でした。
この辺りから僕の中で、弱気になっていた気持ちが強気に戻り始めていたなと思います。
「自信」の一言に尽きると思います。
これまで、思うようにプロダクト開発が進まず、なんとかしようともがいてきて、ようやく、お客様からいいと言っていただけた。
めっちゃ嬉しかった。本当に嬉しかった。
「俺たちなら、絶対にできる」と、確信が持てるようになってきてました。
現場の声から生まれたレポートサービス
セールスに注力できるようになってから、現場でお客様とお話しする時間が増えました。
そこで、お客様から様々な課題や悩んでいることなどをお話ししていただきました。
また、弊社の投資家であり、馬主もやっている方からもお話を聞き、業界の抱える課題なども見えてきて新しいプロダクトのシードが徐々に見えてきまます。
そのうちの一つが、レポートサービスです。
馬主の保有する競走馬の情報は、電話やLINE、ショートメッセージ、紙などで共有されていました。
それをクラウドで管理して、プラットフォーム上でやり取りができるようにしました。
これにより、馬主は愛馬の情報管理やしやすくなり、調教師はレポートを書いて送るだけでよくなり、双方の課題を解決することができました。
開発とセールスが一丸となったプロダクト開発
セールス(今は僕一人ですが)とエンジニアが一丸となり、プロダクトを作れていることはとても強いと感じています。
僕自身がエンジニアだったこともあり、実際のお客様の声を聞きつつ、プロダクト開発ができることは最高ですし、それこそがモノづくりのあるべき姿だと思っています。
エンジニアがセールスの現場にいき、実際にお客様と話す。
なんなら、馬装のレクチャーもやる。
それが当たり前になっている弊社は、一つ、僕が理想とする会社に近づいたかなと思います。
お客様への圧倒的な当事者を持つこと。
これはABELに所属する全員に常に求めていきたいと思っています。
組織としても基礎が出来上がった
2024年のうちに新規のプロダクトを2つリリースし、さらにはデータサイエンスまで力を入れ始め、新たなプロダクトリリースに向けて仕込みもする。
正直、うちの会社って何人だっけ?と思うようなスピードで作ってます笑
ただ、それだけやらないといけないことが多いし、それだけチャンスがあるということ。
僕らは、全力でお客様に価値を提供できるように進んでいきます。
そうした中で、それぞれのメンバーが適材適所になったなと感じています。
圧倒的技術力で牽引する種崎、フォロワーシップNo.1の小川、業界歴30年以上の競馬マニアの加瀬、それぞれがそれぞれの強みを活かしてバリューを発揮してくれています。
いよいよ、勝負の時。拡大した方が期待値が上がると確信できた。
それもあって、いよいよ拡大期に入っても問題ないという確信が2024年11月頃には僕の中に出来上がってきました。
これまでは、拡大して、バーンを増やすことにとてもネガティブでした。
これはスタートアップの代表として、間違った感覚ではないと思います。同時に、勝負するタイミングを逃せば会社の成長を止めることになるので、その判断は代表の重要な仕事だと思います。
しかし、自分は創業からいろいろあった + 元々堅いタイプ(投資家にも言われました笑)なのもあって、結構、勝負するハードルは高いと思います。
よく言えば負けない戦はしないタイプといえますが、パッと見、弱気に見えると思います。
それでも、明らかにお客様からの反応が変わり、売り上げもしっかりと伸びてきている。ここで勝負しなきゃいつすんのよ!というタイミングようやくきたと思っています。
だからこそ、2025年は勝負の年だと思いますし、これまでに見ない、圧倒的な成長をする年になると思います。
そういう意味でも、今のメンバーには、本当に感謝しかありません。
自分がここまで自信を持って拡大すべき、今こそ勝負だ!と思える状況を作ってくれたこと。これは本当に彼らのおかげです。
僕は、本当に人に恵まれています。
3人と共に、そして、これからの未来の仲間と共に、圧倒的な2025年にしたいと思います。
人に恵まれ、人に助けられている
僕は、人生を振り返ると、必ず人に助けられている人生でした。
これは幼少期からです。今のメンバーには心の底から感謝しています。
ABELの今を支えてくれているのは、間違いなく彼らです。
ABELにジョインしてくれて本当にありがとう。
ただ、ここまでは序章。本当の勝負は2025年。
会社が急成長する時、同じく自分たちが更なる成長をしなければなりません。
そういう意味では、2025年は2024年よりも大変だし、もっと楽しい年になると思います。
2024年も大変お世話になりました!
最高の2025年を楽しむぞ!!
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2025年の抱負へ続く…