ほぼ毎日なにか書く0420
一ヶ月前のことがはるか昔のように感じる。まるではじめからこうだったかのように、目まぐるしく変わる中で「いま」がすり変わっていく。わたしたちは忘れやすい、というか長いこと同じようにいることができない。特に何事かが自分の中に定着する前に新しいことが起きるようだと。今回の事態をクライシスだと見たときには、いつがピークだったんだろうか。
ことばを残すことがこんなに大事だったことはない。わたしたちがいかに忘れっぽく、移ろいやすいかをことばだけが捉えてくれる。
ことばを送ってもいい。送る相手は誰かでも、自分でもいい。素早くとどいてもゆっくりとどいてもいい。
最新情報でなくったって、そのときそういう人がいたことを示せるから、手紙はどれだけ先にでも届く。
定期的、ということにも価値がある。刻むということ。毎週同じことをしてみる。残してみる。子供の頃に柱に毎年の背を書いたのと同じように。変化を見えるようにするにはしるしを打っていく必要がある。
この「しるしをうつ」ということを、ひらいていくことはできないだろうか。誰かと一緒にすることはできないだろうか。
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